2025年4月25日金曜日

スローレコーディング。


さて、もはや「そういえばアレどうなったの?案件」と化したぼくの新しいアルバムのことですが(笑)。ようやくミックスの作業が終わりました。

新川です。どうも。


まぁ、あくまで「ひとまず」といった感じではありますけどね。さすがにキリがない感じになってきたので、このへんでそろそろ次の段階に移行しようかと。

それにしても、記録を辿ってみるとミックスに着手したのはどうやら昨年の8月らしいので(笑)、実に半年以上。8ヶ月もかかってしまいました。相変わらずどうかしてますね、ぼくは(笑)。

ちなみにプロのエンジニア、もしくはプロに匹敵するミキシングのテクニックを持つひとであれば(もちろんぼくはそのどちらでもありません)、平均的なミックスの所要時間ってだいたい1曲につき1日か半日くらいなんですよ。だからアルバムのミックスなら、10日から2週間くらいあれば十分なわけです。それを8ヶ月(笑)。

いや、だからなんでそんなに時間がかかったのかっていう言い訳をね(笑)、今日はしようと思うんですけど。


まず以前にも話しましたが、今度のアルバム制作は「無理をしない」ことを基本方針にしたわけです。これまでよく陥りがちだった、煮詰まったままズルズル作業を続けるのはもうよそうってことで。

だからアイデアがスムーズに出てくる時間内しか作業しない。煮詰まったと思ったら潔くその日の作業は切り上げる。っていう感じでずっとやってたわけ。

で、そうすっとね、1日の作業時間だいたい3時間程度になっちゃうんですよ(笑)。しかもそれを週2日の仕事が休みの日にしかやらないから、実はアルバム制作に当ててる時間って、1週間で6時間しかないんです。だから単純計算でいくと、1ヶ月で24時間。ようやく1日分ですね。

ということは、ですよ?ミックスに8ヶ月かかったと言っても、実質的には8日しかかかっていないんです(笑)。全然遅くないんです。むしろ早いぐらいです。


まぁ、そんな狂った理屈はさておき(笑)。とにかく時間がかかっている大きな理由のひとつは、シンプルに超ゆっくりとしか作業を進めていないからです。このスタイルをぼくは「スローレコーディング」と呼んでるんですけど(笑)。

もちろん「さすがに時間を無駄にし過ぎかな」「もうちょっとがんばるべきかな」と思うこともありますよ。何しろ「ニューアルバムは今年完成する予定」とか言って、もう1年も2年も経ってる始末ですから(笑)。

でもここまで来たら、やっぱり最後までゆっくり丁寧に作りたいなっていう気持ちのほうが強いので、そうさせてください(笑)。これからは曲順を決めてマスタリングっていう、いよいよアルバム制作の最終工程に入っていくわけですけど、今まで通りのペースで慌てず急がず、ゴールまで完走しようと思います。


それではまた。