2025年7月4日金曜日

いっぺんやってみたい。


みなさん、お見合いってしたことありますか?ぼくはありません(結婚する気がないので今後もする予定はありません)。

新川です。どうも。


いや、こないだとある日本映画に出てきたお見合いのシーンを見てて、ふと思ったんですよ。「お見合いって、すごいよな」と。

だって初めて会うよく知りもしないひとと、いきなり結婚することを前提にした話をするわけでしょ。よくよく考えてみたら無茶な話だと思わない?(笑)。

もっとも昔は、ある程度の年齢になったら結婚ぐらいしてないと世間体が保てないっていう風潮が今よりずっと強力でしたからね。だから出会いがなくてパートナーが見つからないひとのために、お見合いっていう文化が定着していったのはわかります。

でも、やっぱりぼくはロマンチストなので(笑)、「好きなひとができたから結婚する」のではなく、「結婚するために好きなひとを無理矢理作る」っていうお見合いのコンセプトに違和感があるんでしょうね。「いいのか?それで」と。

でもその一方で「いっぺんやってみたい」っていう気持ちも実はあるんです(笑)。もちろんそれは結婚したいからじゃなくて、そういう極めて特殊な関係性の中で人と話をするとどうなるんだろう?どういう展開になるんだろう?ってとこに興味があるわけ。

だから「実戦」さながらのお見合いを体験できるシミュレーション・プログラムがあったら(笑)、ちょっとやってみたい。


まぁ、でも、まずはフツーにお互いの仕事の話とかすんだろね(笑)。何しろ初対面ですから。どんな暮らしをしてるのか、休みの日は何してるとか。

で、趣味の話ですよね。趣味に全てを捧げる人生を送ってきたぼくとしては一番気になるところです。やはり「ご趣味は?」という、お見合いにおける鉄板の質問はしないわけにいきません。

で、そこで「映画鑑賞です」とか言われたら、やっぱり「おっ?」って思っちゃいますよね(笑)。心の針ピーンみたいな。すかさず「好きな映画はなんですか?」と尋ねます。

で、そこでもし・・・もしですよ?絶対あり得ない答えだけど『エイリアンVS.プレデター』ですとか言われたら、ハート撃ち抜かれるかもしれない(笑)。

で、「ほんとですか?ぼくもあの映画大好きなんです」「あ、そうなんですね。あのプレデターがエイリアン投げ飛ばすとことか最高ですよね」なんて具合に話が盛り上がってしまったら、これはもう・・・「結婚してください」(笑)。言っちゃう可能性ありますね。

だって好きな映画は?って訊いて、真っ先に『エイリアンVS.プレデター』なんて言う女のひといるわけないもん(笑)。いたとして100万人に1人だもん。その100万人に1人を引き当てたってことでしょ。それはさすがに運命を感じちゃいますよ。「このひとを手放してはダメだ」って思っちゃう。


ってことは、打算的にするお見合いでも、思いがけず運命のひとに出会ってしまうってこともあるわけですね。素敵。それはロマンティック。じゃあ、やっぱりお見合いも悪くないかもですね(笑)。


それではまた。