先日また新しい歌を1曲書いたんですが、歌詞を考えるのにけっこうなエネルギーを使ったせいか、軽く風邪を引いてしまいました。まぁ、少しずつ気温も下がってきましたしね。ゴホゴホ。
新川です。どうも。
歌詞を書いてるときは、メロディーと組み合わせる言葉の「響き」と「意味」、どちらを優先するかで毎回とても悩みます(たぶんソングライターはみんなそうなんじゃないかな。作詞あるあるだと思います)。
たとえば、あるメロディーに対して「A」という言葉は、歌ってみたときの響きがすごくいい。でも歌詞の意味合いを考えると、前後の文脈に合っていない言葉であるために違和感がある。
いっぽう同じメロディーに対して「B」という言葉は、前後の文脈にピッタリ合っていて歌詞の意味合いを明確に伝えてくれる。でも歌ってみたときの響きが良くない。
となると、その両方の条件をクリアする新たな「C」という言葉を考えなきゃいけないわけですけど、往々にしてそんな都合のいい言葉はなかなか見つからないんです。
じゃあどうするかというと、そんなときはまず他の部分を変えてみるんですね。たとえば「A」を採用することにして、「A」に違和感をもたらす前後の言葉やフレーズのほうを直す。でも往々にして、それをやっても結局は同じ問題が堂々巡りに繰り返されて(笑)、にっちもさっちもいかなくなるのね。
なので最終的には、部分的に「響き」を優先したり「意味」を優先したりという形で言葉を決定していくほかないんです。どちらも両立する完璧な言葉のみで歌詞を全て書き上げるのは至難の業ですから(少なくともぼくにとっては)。
とはいえ、最初に言ったように、それはそれで悩ましい作業なんですよ(笑)。当然ですが、全て「響き」を優先して「意味」を無視すれば、詞の世界の魅力が失われてしまい、逆に全て「意味」を優先して「響き」を無視すれば、今度は歌としての魅力が失われてしまう。その両方が成立して聴こえる、絶妙なバランスで言葉を配置していかなきゃいけないわけですからね。
そしてその過程においても、やはり新しい言葉は常に探し続けます。「完璧は無理」とわかっていても、あまりに響きの良くない言葉や意味を成さない言葉は、少しでもマシな言葉に置き換える必要がありますから。
でも調子が悪いと、その「少しでもマシな言葉」すら見つからなくて心が折れそうになります(笑)。それで延々「あ~、ひと文字足りない」とか(笑)、「あ~、ひと文字余っちゃう」とか「あ~、つじつまが合わない」とか・・・普通に考えたらやってらんないですよね、こんなこと。アタマおかしくなっちゃう。
でもそれを面白がってやってるってことは、やっぱり変人だからでしょうね(笑)。アーティストって、みんな変人ですから。もともとアタマはおかしいですから(笑)。
それではまた。