01. 1973
ー
02. Peaceful Day
甘いメロディー いつも同じ
狭いカフェに 君と二人
もてあそぶ 午後のカーテン
退屈な映画みたいに
街を行けば 笑い声に
冬の光 恋人たち
とりとめのないお喋りを
今日はただ続けていよう
What a Peaceful Day
少しだけ 今日の君は明るいね
何かあったの?
What a Peaceful Day
ー
03. Still Life
いつかの夢のように
聞こえる 君の歌声
もう誰も覚えてないバラード
ひとりきりで
君はまるで Still Life
今も 時を止めて 光の中で
交わしたグラス越しに
見つめる 同じ笑顔で
あの日に帰りそうな
テーブルに並ぶ思い出
それはまるで Still Life
朝まで 時を忘れ 語り明かそう
(repeat)
君はまるで Still Life
今も 時を止めて 光の中で
いつかの夢のように
見送る 夜の幻
ー
04. Street Illusion
真昼の日差しに 霞んでゆく
壁のグラフィティ
聞こえる 遠くに あのリズムが
魔法のように
Street Illusion 振り返る 誰もが
Street Illusion 足を止めて
くすんだフィルムに 切り取られた
噂のパーティー
止まない拍手で 迎え入れた
奇跡のように
Street Illusion 振り返る いつかの
Street Illusion 胸を焦がして
Street Illusion 振り返る 誰もが
Street Illusion 足を止めて
(repeat)
Street Illusion 振り返る いつかの
Street Illusion 胸を焦がして
ー
05. Evening People
もう一度だけ 道の向こうで
君は振り向く きっと笑顔で
点り始めた 街の灯と
淡い夜風に 髪を揺らして
今日も別れの角に来て
帰りを急ぐ人波に
流されながら いつまでも
ずっと 君を見ている
いつもサヨナラ 上手く言えない
違う言葉を 伝えようとして
今日も別れの角に来て
帰りを急ぐ人波に
流されながら いつまでも
ずっと 君を見ている
今日も別れを告げたのに
空に浮かんだ あの星の
遠い光を追うように
ずっと 君を見ている
ー
06. Simply Look
ー
07. Weekend Daydream
まるで芝居の会話のように
冷めたやりとり 繰り返してる
二人 上の空で 遠い風を見てる
Weekend Daydream 何もない午後の街で
Weekend Daydream 時はただ過ぎてゆく
きっと何処へも辿り着かない
恋の気配を持て余してる
無意味なくちづけと 曖昧な幕切れ
Weekend Daydream 生ぬるい午後の風に
Weekend Daydream 二人 流されてゆく
Weekend Daydream
二人 上の空で 曖昧な幕切れ
Weekend Daydream 何もない午後の街で
Weekend Daydream 時はただ過ぎてゆく
Weekend Daydream 生ぬるい午後の風に
Weekend Daydream 二人 流されてゆく
Weekend Daydream
ー
08. Pray
Pray 街角に 響く声 密やかに
Pray 降り注ぐ 通り雨 穏やかに
あてもなくさまよう Holiday
きっとまだ 夢を見ている
迷子のアリス 途方に暮れて
Pray じっとして 動かない 天使たち
あてもなくさまよう Holiday
きっとまだ 夢を見ている
窓辺のアリス 遠く見つめて
Pray 街角に 響く声 消えてゆく
Pray 降り注ぐ 通り雨 穏やかに
ー
09. 2 C the Light
何処へでも自由に
君は出かけていける
誰も知らない 街のストーリー
君の言葉で 描き出して
2 C the Light 語り始めた
2 C the Light 君の心が
使い慣れたカメラ
買ったばかりのスニーカー
誰も知らない 君だけの目に
広がる世界 映し出して
2 C the Light その指先で
2 C the Light 触れる色彩
2 C the Light 語り始めた
2 C the Light 君の心が
2 C the Light
ー
10. Fairy Tale
いつの間にか 忘れていた
街の暮らしに戻っていくうちに
君のことを
きっと二人 めぐり会えると
信じていた
いつか 何処かで
雨の止んだ街角には
いつもと違う予感がしていた
君は そこに
きっとそれは 君の幻
幾度となく 夢を見てきた
きっと君は 僕に気づいても
行ってしまう 何も言わずに
*
きっと二人 めぐり会えると
信じていた
いつか 何処かで
そして
君は僕に気づいて 笑いかける
いつかのように
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Tadashi Shinkawa
CoverArt Design & Photography : Jun Kihara