2026年3月27日金曜日

ただ出すだけ。


来週は、いよいよ『Neon Planet』のリリース日。

いや、今はもう、ただただ配信が無事に開始されることを願うのみです。

新川です。どうも。


で、まぁ、それ以外は、いつも通りのダラダラした日常をなんの緊張感もなく送っています(笑)。

例によって今回も、アルバムのリリースを盛り上げるようなイベントとかいっさいしませんからね。もう「ただ出すだけ」です。で、前作の『Street Illusion』(2021)を出したときもそうでしたけど、そういうことができるようになった喜びを、改めて噛み締めています(笑)。


言うまでもなく、昔はそんな風に「個人の趣味でレコードを出す」なんてできなかったわけですよ。よほどの金持ちでもない限り。

「自分のレコードを世に出したい」と思ったら、何はともあれレコード会社と手を組む必要があった(もちろんそれだけの才能を有していることも)。

なぜならレコードを作って販売するということは、多くの人の力とお金を必要とする一大事業でしたからね。そしてそうなると当然、レコードの著作者となるアーティストであっても「100パーセント自分の好きなように事を進める」なんて無理で、妥協もたくさんしなきゃいけません。

たとえば、ぼくみたいにライブやプロモーション活動が苦手なアーティストだって、古今東西少なからずいるわけですよ。ただただレコードを作るのが好きなだけ。それだけで満足っていうタイプですよね。それ以外のことは正直どうでもいい(笑)。

でも「事業」としてレコードを作っている以上、アーティストにはそれを売る責任があります。だから気の進まないツアーをやったり、メディアで顔を売ったりっていうのも、「これもレコードを作るためだ。仕方ない」と割り切ってやるんですよ。そこはオトナとして。

ぼくだって、小規模ながらレーベルからCDを出していた20代のころは、苦手なライブもがんばってやってましたよ。まぁ、結局は、ある時点で限界を感じてギブアップしたんですけどね。ライブ活動のストレスにそれ以上耐えられなくなっちゃって。

ちなみに3枚目のCD『Paintings of Lights』(2015)を、新たにLampのレーベルから出したときは「他の言うことはなんでも聞くからライブやるのだけはカンベンしてくれ」ってお願いしてました(笑)。だからMV作るのとかもほんとはヤだったんだけど(笑)、そこはやっぱり割り切ってやったんですよ。「仕方ない」と。


でも、レコードやCDが「デジタル配信」という形に変わって、なおかつネット上のサービスを利用することで誰もが手軽に(もう「事業」ではなく)レコーディング作品を配信することが可能になった今。

ぼくは、まさかの「100パーセント自分の好きなように事を進める」自由をゲットしたわけですよ(笑)。もう作品を発表するにあたって、やりたくないことは何ひとつやらなくていい。「ただ出すだけ」っていう夢が叶ったんです。こんなに素晴らしいことはありません。

・・・まぁ、それについてはいろんな意見があるでしょうけど(笑)、「そういうひともいる」ってことです。


それではまた。