2013年3月1日金曜日

ペイル・ブルー・アイズ。


確定申告。花粉症。衣替え。ああ、春は面倒くさい。
新川です。どうも。

久しぶりにヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」(3rdアルバム。「Ⅲ」っていうタイトルでも知られています)を聴いています。彼らのアルバムで一番好きなんですが。いやーすごくいい。
CDの棚をゴソゴソやってたら、なんか目に止まって。「あ、ちょっと聴いてみようかな」と思って、プレイヤーにセットして、1曲目の「Candy Says」が流れた瞬間「うわ~~」みたいな(笑)。
なんかこう、懐かしい空気の匂いをかいだ瞬間、忘れてた思い出が甦ってきたりすることってあるでしょう?それとまったく同じ感覚に陥りまして。
曲を聴くうちに、このアルバムを毎日聴き続けていたときのことが次々と思い出されていって。
ずっと忘れてたんですが、その時期っていうのは、ぼくが「Christy」という2枚目のアルバムを作って発表した頃で。ぶっちゃけた話、そのときのぼくの精神状態は非常に悪かったんです(笑)。いろんなことが上手くいかなくて落ち込んでたんです。
そういう記憶だったから、多分封印してたんでしょう(笑)。
ほんっと、4曲目の「Pale Blue Eyes」を聴くまで、そのとき好きだった女の子にフラれたことなんて、長いこと思い出さなかったんですから(笑)。「あー、そうだ。あの子にフラれたときにこればっか聴いてたわー」って(笑)。
まぁ、それ以外にもいろいろあったんですが(笑)、こんなに思い出がまとわりついてるアルバムだとは思わなかったです。とても意外だったんで、懐かしいと同時に新鮮な気分を味わいました。
「つらい思い出のアルバム」とも言えるんですけど(笑)、まぁ、つらかったときに一緒にいてくれたアルバムですよね。ぼくが思ってたより、ずっと思い入れは深かったという、そんな名盤です。

それではまた。