2013年7月5日金曜日

切り取る力。


住民税がびっくりするくらい安くなっていました。さすがに去年プータローをやって収入を激減させた甲斐あって(笑)。
新川です。どうも。

ふと「動く映像」を撮ってみようと思い立ちまして。
手始めにデジカメの動画撮影機能を使って、イカにも素人っぽいものを、なんかいろいろと撮って遊んでみました。レコーディングを忘れて(笑)。
やってみて思ったのは、やはり「難しい」と(笑)。なんでもやってみると、そうなりますよね。なんでも奥が深い。
写真もそうですけど、「きれいだな」とか「おもしろいぞ」と感じる光景に出くわしても、いざ撮影してみると、肉眼で見てるときの魅力の半分も捉えられないんですよね。「なんでこんなにつまらなくなっちゃうんだろう?」ってくらい。
これを捉えるのが、やっぱりカメラマンとか監督の腕なんですね。
まず、何を撮るのか。どんな角度で撮るのか。フレームに収めるのはどこからどこまでか。カメラは動くのか、動かないのか。動くとしたらどう動くのか。どのくらいの時間撮るのか。
自分でやろうとして気づきましたが、魅力的なワンカットを撮るためには、こんなに難しい問題をクリアしなきゃいけないんですね(笑)。こーれは大変。
既に「ある」ものから、何かを選んで切り取る、って難しい作業ですよ。なんにもないところから何かを生み出すよりも。
個人的な見解ですけど、絵を描くことよりも写真を撮ることのほうが難しいし、ピアノに向かって作曲するよりサンプラーを使ってヒップホップのトラックを作るほうがよっぽど難しいとぼくは思っています。
いや、難しいっていうか・・・違う難しさってことなんでしょうかね?ぼくは絵を描いたりピアノに向かって作曲するほうが向いていますね。
でも、純粋にものを見つめる目、聴き取る耳は、絵描きや作曲家より、カメラマンやDJのほうが鋭いと思います。で、そういう力を持っているのはカッコイイなと思います(笑)。憧れます(笑)。
ないものねだりですね、ただの(笑)。

それではまた。