2014年6月1日日曜日

うわぁ。


暑い!いきなし!もうさ、いよいよ地球ヤバイよね。
映画「デイ・アフター・トゥモロー」観たほうがいいよ。みんな。
新川です。どうも。

っていう前フリで、環境問題について話すかと見せかけといての、こっから全然関係ない話題(笑)。
「灯放送」の第3回目くらいのときに、「実家に帰ったときの町の匂い」とか「地下鉄の匂い」とか「タクシーの匂い」とか、なんか独特な「匂い」についての話をしましたけど(笑)。
そのときも言いましたが、「匂い」とか、あと「味」の記憶って、思い出すと、ものすごく、こう「よみがえり」ますよね(笑)。「うわぁ、この感じ!」(笑)。
今日、バイト先の工場で、クーラー(製品を冷却する特殊なタイプのものなんですけど)から出てくる風が、なぜかプールの更衣室の匂いがして(笑)。小学生だったころ、夏になるとよくかいだ独特の匂いですよ。やっぱり「うわぁ!」ってなっちゃったんですよねぇ(笑)。
昔、以前働いていた職場の同僚ともこういう話をしてたことがあったんですけど、そのときぼくらはこの感覚を「うわぁ!なヤツ」って言ってて(笑)。
学校の体育館の匂いとか今かいだら、スゲー「うわぁ!」だよね、とか(笑)。
「図書室とかもヤバくない?」「うわぁ!超うわぁ!」(笑)。
あと、水道の蛇口に吊るしてある赤いネットに入った真っ黄色い石鹸も「うわぁ!」だとか(笑)。
なんか、そういうある種の「懐かしさ」って、斬新な未知のものに出会ったときの興奮と同じくらい心を揺さぶられますよね。
で・・・こっから強引に話を飛躍させますけど(笑)、その感覚はね、個人的には2000年以降っていうか、21世紀の重要な「時代の空気」だと思ってます。
だって、懐かしいものの話とか絶対盛り上がるでしょ(笑)。「ああ、あったねぇ」なんつってさ。妙にしみじみと和んじゃったりして。まだそんな年でもないというのに(笑)。
ですから、例えば音楽の世界でも、再結成ブームとかリバイバルばっかりで、新しいものを評価する動きが少ないと嘆く人もいますけど・・・それはアートを愛する人ならば健全な態度ですし、その気持ちもわかるんですけど、やっぱり「懐かしさ」って抗い難い大きな力を持ってますよ、今。
少なくとも、ぼくは今最先端の音楽よりも、プールの更衣室の匂いで「うわぁ!」っていう興奮を覚えてますからねぇ(笑)。

それではまた。