2017年6月16日金曜日

つけめん。


「つけめん」って、時々食べたくなるんだけど、食べるといっつも「・・・フツーのラーメンにすりゃ良かった」って思うんだよね。
新川です。どうも。

・・・っていう出だしで、全然違うこと書こうと思ってたんだけど、なんか「つけめん」の話題だけで1回分イケそうな気がしてきました(笑)。よし、急遽予定を変更して今日は「つけめん」について語ろう。

でね(笑)。その「つけめん」の諸問題なんだけど、まずは「うめぇ~」っていう幸せのピークが、だいたい最初のひとくち目で終わっちゃうんですよね(笑)。その後は下降線を辿る一方で。
多くのひとが指摘するように、やっぱり一番の原因はスープがどんどん冷めていくってとこですよね。「つけめん」のスープは基本ラーメンスープですから、冷めたら美味しくないわけです。食べ進むほどに美味しくなくなっていく・・・これはもう決定的です。なんなら最終的にはマズくなって終わる。この展開はよろしくない。
ダメなアクション映画の典型ですけど、オープニングで派手なカーチェイスからの大爆発シーンとかやらかしちゃって、その後はそれ以上エキサイティングなことが起こらないっていう、あの感じ(「出だしは最高だったのになぁ・・・」)。
その問題を回避するために、様々な工夫が凝らされたりもしていますけど(「あつもり」とか、シメの「スープ割り」とか)、根本的な解決には至っていないというか、やっぱり「だったらもうフツーのラーメン食ったほうが良くね?」という結論に到達せざるを得ない。

あと個人的には、そもそもぼくはフツーのラーメンが好きなんです(笑)。ラーメンが一番好きな食べ物なんです。
だったら、大好きなラーメンをアレンジした「つけめん」だって同じように好きになりそうなもんですけど、ここに決定的な問題があるんです。
すなわち「大好きなラーメンと同じようでいて、同じではない」という、そのつけめんの存在に、何かこう、縮めようのない心の距離が(笑)生じているわけです。
この関係性は・・・また映画のたとえになりますけど、昔のメロドラマなんかにある「死別した最愛のパートナーに良く似た人物と出会い、恋に落ちる」といった物語の生み出す葛藤に似ています。
かつての最愛のひとに似てはいるけれど、相手は決して「そのひと」ではない、というジレンマが、徐々に主人公を苦しめていく、という。
ぼくと「つけめん」との関係も正にそれ(笑)っていうのは言い過ぎですけど(別にラーメンと死に別れてもいないし)。
まぁ、「たまに浮気するけれど、結局は奥さんのもとに戻ってくる」くらいの話でしたね、これは。ちょっと勢いで話を広げ過ぎました(笑)。

あ、ほら、思いつきだったけど「つけめん」の話でここまで書けちゃった(笑)。
ここまで来たら、もうちょい語りたい「つけめん」エピソードを思い出しちゃったけど、キリがないのでこのへんにしときます。・・・あれ?ほんとは今日、何の話を書こうとしてたんだっけ?

それではまた。