2019年1月11日金曜日

超人。


『プリンス録音術』(ジェイク・ブラウン著 押野素子訳/DU BOOKS)という本を読みました。やっぱりプリンスはスゴいなぁ。
新川です。どうも。

先月出たばかりの本なんですが、タイトルが示す通り(原題は『Prince In The Studio』)、かの天才アーティスト、プリンスのレコーディング現場の秘密に迫ったルポルタージュです。
かなり専門的な話がたくさん出てくるので、一般的なリスナーも楽しめるとは思いますが、どちらかというとミュージシャンやエンジニア向けの内容になっています。
というわけで、プリンスのファンでなおかつ音楽をやってる人間としては不可抗力で買わざるを得ませんでした(笑)。
奇しくもこの本のニュースを知る少し前から、ぼくは初期のプリンスを聴き直していたところだったんです。改めて独特のプリンス・サウンドに触れて「これ、どーやって録音したのかなぁ?」なんてことを思い巡らせていたその矢先。件のタイトルの本が出ると知ったので、ちょっとビックリしました。なんですか、この消費者のニーズへの応えっぷり(笑)。

それで早速購入したわけなんですが、やっぱり夢中で読み入っちゃいましたね。
とくに、初めて知る使用機材の話や、一人多重録音どうやって進めてたかなんて話には興奮しました。「アレそんな風にして録ったの?マジかよ!」「なるほど、それであんな音になってるのか!」という驚きと発見の連続で・・・最終的には「やっぱりコイツおかしい」(笑)。またしてもという感じですが、レジェンドならではのエクストリームなエピソードの数々に圧倒されてしまいました。

プリンスが57歳の若さで急逝してから早3年が経とうとしていますが、この本を読み終えた今思うのは・・・不謹慎を承知で言いますが、むしろよく57歳まで生きられたなと(笑)。だってロクに食事も睡眠もとらずに何十時間もぶっとおしで働くなんて生活を何十年と続けてたんでしょう?なんで今まで死ななかったんですか?って言いたくなる(笑)。「超人」って、ほんとにいるんですね。

それではまた。