去りゆく夏を惜しむ声がチラホラ聞こえていますが。
ぼく的には、「とっとと行っちまえ」(笑)。
新川です。どうも。
それはさておき。つい先日、こんなことが。
夜中の1時くらいでしたか、部屋でビールを飲みながらくつろいでいたところ。
ふと気がつくとエアコンが止まっていて。いや、「省エネ機能」で、十分部屋が涼しくなると自動的に止まるようになってるんです。それで「そろそろ外も涼しくなったのかな?」と思い、立ち上がってベランダの窓を開けてみたんです。
ちなみにぼくの部屋はアパートの2階にあって、ベランダからは文字通り目の前に電線が見えるんです。で、そのベランダの窓をがらりと開けた次の瞬間・・・思わず「あっ」と声を上げそうになりました。
電線の上を、するするするっと、「イタチ」が通り過ぎていったんです。
視界の左から右へするするするっと。そのまま、闇の中に消えていきました。
びっくりしましたよ。「なにこのシュールな光景!」(笑)。まず夜中に突然イタチに出くわしたのもびっくりだし、「イタチって電線の上を歩けるのか!」ってことにもびっくりで、二重のびっくり。ダブルびっくりでした。
いや、うちの近所ではたまーに見かけるんですよ、イタチ。毎回すばしっこく路上を通り過ぎていくとこしか見たことないので、ついぞその姿をじっくり観察できたことはありませんが。
最初は「イタチ」なのか「テン」なのか、はたまた「カワウソ」なのか「オコジョ」なのかよくわかんなかったんですけど、調べてみたらそいつらは全員まとめてイタチの仲間だというので(実際素人には判別がむつかしい動物だそうです)、「じゃあ、イタチで」(笑)。
その昔イタチは、キツネやタヌキと同じくひとを化かす妖怪の類と見なされていたようで。言われてみれば、真夜中に電線の上をするするするっと通り過ぎていった件のイタチも、いかにも妖怪然とした趣がありましたね。
はっ、ひょっとしたら、以前ぼくの部屋にちょいちょい現れたアレサ・フランクリンの幽霊も、さてはアイツの仕業だったか(笑)。
それではまた。