2020年1月17日金曜日

リライト。


スターウォーズ、まだ観てません。
ちょっと今は、それどころではなくなってしまいました。
新川です。どうも。

ほかでもない、ニューアルバムの「リライト」が難航してるんです。「直し」の作業がね。早くもドロ沼に(笑)。
まったく先が思いやられますね。「今年は完成させる」なんて宣言しちゃったけど、大丈夫かな(笑)。

ところで「リライト」というのは、本来は主に脚本家が使う言葉で、「推敲」もしくは「改稿」を意味します。文字通り「書き直す(re-write)」作業のことです。
脚本家や小説家は、いったん書き上げた原稿をブラッシュアップするために、何度もリライトを重ねるのが常だといいます。本や何かで得た知識に過ぎませんが、本当に(素人感覚では)気が遠くなるほど、書き直しを繰り返すらしいですね。
たとえば映画の世界では、リライトに行き詰まった脚本家が途中で何人も交代させられるなんてことがよくあるそうですけど、それってスゴくないですか?プロの書き手をそこまで追い込むくらいハードな書き直しが続けられるってことでしょう。しかもそれが「よくある」ことだなんて。いやはや。
もう、人並外れた忍耐強さと、何よりも次々と新しいアイデアを生み出す力が求められる仕事ですよね。その点、ぼくは忍耐強さはけっこうあるくせに、「次々と新しいアイデアを生み出す力」は、まったくありません(笑)。致命的な取り合わせです。これじゃあ「リライト」も進まないわけですね(笑)。

それはともかく。前述の通り「リライト」というのは、あまり音楽家が使う言葉ではないんですけど、今ぼくがやってる作業にはぴったりの言葉なので、今後は頻繁に使おうと思います(「曲を書く」のも「write」って言いますからね。文法として間違ってはいないはず)。
実際、ここ数年のぼくと同じくベッドルームで打ち込みやってるようなひとは、いったん完成した曲を延々いじくり続けたりとかよくしてると思うんです。いくらでも作り直しが可能な制作方法ですから。「これ、キリがねぇな」みたいな(笑)。
というわけで、今まさにそんな作業を繰り返してる「同志」のみなさんも、気に入ったら「リライト」という言葉をSNS等で使ってみてください。「新曲のリライトが煮詰まってるなう」とか。

それではまた。