先週ツイッターで報告しましたが、やっとアルバムが完成しました。
新川です。どうも。
今年こそ完成させる、とは言いましたが、まさかほんとに完成するとは(笑)。
今回はレコーディングの最終工程であるマスタリングも初めて自分で手がけました(今までそこだけは人の手を借りていたんですが)。
まぁ、マスタリングと言っても、ぼくには専門的な技術もなければ専用のソフトや機材もないので、せいぜい全体のバランスを整える程度の作業でしたけどね。「立体的な音像を作る」みたいなことは、最初からあきらめて。
けど、それでも難しかったです。サラッと終わるかと思ったけど、やっぱりそんなワケなかった(笑)。
これまでは、1曲ずつ、それぞれに相応しいと思うミックスを施す作業をしてきたわけですよ。長い時間をかけて。でもミックスを終えて、改めて全曲並べて聴いてみたら見事にバラバラだったんですね(笑)、音質が。やっぱり1曲だけ聴くのと複数の曲をまとめて聴くのとでは、印象がまるで違います。
それでアルバムとしてのまとまりを出すために、そのバラバラでデコボコな感じを「ならそう」としたんです。音質を統一しようと。
ところが全てを「ならして」しまうと、元々のミックスの良さや曲の個性が失われてしまいます。ですから、そうならないギリギリのライン・・・どこまで「ならして」どこまで「ならさないか」を見極めるのに、まー、骨が折れました。
あと、音の聴こえ方って、時間とともに変化するでしょう。この現象にも、これまで以上に悩まされました。とくに低音ね。毎回聴き返すたびに違うんだもん。やんなっちゃった(笑)。プロのエンジニアって、どういう耳をしてるんでしょうね。絶対音感的なものを持ってるのかしらん。
そんなこんなで、あーでもないこーでもないとやってるうちに、「いかん、これではまたエンドレスになってしまう」と危惧し(笑)、ここはさすがに締め切りを設けようと思い、10月17日のぼくの誕生日を「強制終了の日」と定め、カレンダーにドクロマークを書き込みました(めでたい日なのに)。
まぁ、結果はその前日に前倒しで・・・前田敦子推しで強制終了させました(笑)。あっちゃん推しで完成。「ここが筆を置くタイミングだな」っていう直感もあって。でもそうやって腹を括って、試しにCD-Rに焼いて改めて聴いてみたら、なんか完成してましたよ(笑)。「あ、これでいいじゃん」みたいな。不思議なもんですね。
かくして、アルバムの音源は完成したわけですが。
ここから先は何の準備もしてなければ、何の計画も立ててません(笑)。さて、どうしようかな。冒険の旅は第二章に突入です。
それではまた。