何しろヘソ曲がりなので、「スマホなんていらねーや」と言ってずっとガラケー使ってたんですが・・・このたび、訳あってスマホを持つことになりました。
新川です。どうも。
しばらく前に、契約してる携帯電話会社から、ぼくの持ってるガラケーがもうじき使えなくなるとの連絡がありまして。
ひいては機種変更をお願いしますと。ちなみに今お申し込み頂ければ、こちらで用意したスマートフォンと無料で交換もできますと。しかも店舗での手続きも不要。直接自宅に郵送してもらえるというので、だったらもうこの際スマホデビューしちまおうかと思いまして。不本意ではありましたが(笑)、申し込みをしたわけです。
で、つい先日、届きました。さっそく箱を開けてみると、まず出てきたのは説明書、それから緩衝材の丸めた紙、それを取り除くと、ビニールに包まれた新品のスマートフォンが出てきました。「ぬぬぬ、これがスマホかぁ・・・」。
おそるおそる手に取ると・・・あれって意外と重いんですね(笑)。ガラケーに慣れた手に持つとじんわりした重量感があって。まずはそれにちょっと驚きました。もっと軽いもんだと思ってた。
それから、まだビニールははがさずにそのままの状態でしばらくしげしげ眺め回したのち・・・静かに箱に戻し(戻すんかい)、箱のフタを閉じ、その箱を棚の上に置きました。「・・・もうちょっと様子を見よう」(笑)。
何の様子を見るんだって話ですけど、それきりまだ手をつけてません。あのね、まだ心の準備ができない(笑)。まだこいつ(スマホ)に心を開けないんだ。
始めにも言いましたが、そもそも欲しかったわけじゃありませんからね。「スマホ」というものに、ぼくは良いイメージを持ってませんでしたから。「スマホ社会」に対しては、ずっと批判的な立場をとってましたから。だって、今は慣れましたけど一時は電車に乗ると乗客がほぼ全員スマホ見てる光景に吐き気がするほどの嫌悪感を覚えたりしてたんです。「コイツら狂ってる!」・・・まぁ、どっちが狂ってるかって言われたら、あんま自信はないですけど(笑)。
とにかくそういう人間がスマホを持つわけですから、そりゃあ複雑な心持ちにもなりますよ。大げさな例えだけど、本物の拳銃を初めて手にしたら、たぶん似たような感覚に陥るんじゃないかと思います。警戒心ですよね、要するに。「こんなものを使っていいのだろうか?」みたいな。
まぁ、とはいえ拳銃とスマホはまったくの別物です(当たり前ですね)。拳銃はひとを傷つけるためだけに作られた憎むべき道具ですが、スマホはひとの役に立つために作られた道具です。これからちょっとずつ使い方を覚えて、上手に、美しく使っていこうと思います。
でも、たぶん「使いこなす」とこまで全然いかないと思うんですよねぇ。電話かけるのとメールのやりとりができれば、あとの機能なくても全然困らない暮らしをしてるもんですから(笑)。
それではまた。