2022年4月8日金曜日

それ面白いですよ。


近所からTSUTAYAがなくなってしまいました・・・ガーン。

新川です。どうも。


もともと2軒あったんですけどね。片方はもうずいぶん前に閉店して。残った1軒をずっと利用してたんですが、そこもとうとう閉店することになって・・・。

なので、今後は職場と家の通勤圏内にある店舗を利用することにしました。途中で1回電車を降りなきゃいけないんですけど、仕方がありません。

「だったらもう配信で観れば?」という話ですよね(笑)。いや、そうなんですよ。結局のところ相次ぐ店舗の閉店は、映像メディアも配信が主流になったのが原因ですからね。CDショップと同じで。

でも、ぼくはやっぱり「お店に足を運んで欲しいものを探す」のが好きなんですよ。それはもう効率や利便性は関係ない個人的な趣味です。

「明日は休み」の仕事帰りには、必ずと言っていいほどTSUTAYAに寄ります。それがもう長年の習慣になっちゃってるんですね。で、「今夜は何を観ようかなぁ」と思いながら店内を歩き回るのが、仕事の疲れを癒す時間にもなっているんです。


以前、やっぱり仕事帰りにTSUTAYAに寄ったときの話なんですけど・・・そのときすっごく観たい映画があったんで、そのDVDを探してたんですよ。

で、ぼくのすぐ隣にもう一人別のお客さんがいて、同じようにDVDの棚をずっと眺めてるのには気がついてたんです。でもぼくは目当てのタイトルを探すのに夢中で、そちらにはあまり注意を払わなかったんですね。

でもふと我に返って「あ、ひょっとしてオレ邪魔かな?」と思って、その場をちょっと離れたわけ。そのときそのお客さんのほうをチラっと見たら・・・これがもう息を呑むほど美しい女性だったんです。歳は30前後くらい。会社帰りのOLさんって感じでね。ボブのヘアスタイルがよく似合う、ほんとに綺麗なお姉さんだったの。もうクラクラしちゃって(笑)。

そしたらそのお姉さんがさ、ウディ・アレンの『ミッドナイト・イン・パリ』(2011)のパッケージを手にとって、「これ、面白いのかしら?観てみようかな」みたいな仕草を見せたのね。思わず「それ面白いですよ」って、声に出して言いそうになった(笑)。喉元まで出かかりました。危ない危ない。こんなぼくみたいな気色悪いブサイク中年ろくでなしブルースが(笑)、見知らぬ美女に声をかけるなんて完全アウトですからね。もう全力の理性で自分を抑えつけました。

その出来事のおかげで、そのときぼく何の映画観ようとしてたのか全然覚えてないんですよ(笑)。何観ようとしてたんだっけ?結局それ観たのかな?ただ、そのお姉さんにもう一度会うことはなかったです。

ともあれ、ときどきこういうハプニングがあるのも、ぼくがTSUTAYAに通う理由のひとつかもしれません(笑)。


それではまた。