アルバム制作と「自粛慣れ」で、相変わらず家にこもる日々が続いてますが・・・。先日はちょっとお出かけしてきました。
新川です。どうも。
さすがに「たまには外の空気も吸わなきゃ」と。休みの日の当日に思い立って、その日やろうと思ってたこと全部パスして、久しぶりに都内のお気に入りのスポットへ散歩に出かけることにしたんです。
で、電車を乗り継いで向かった先は、上野公園(正しくは上野恩賜公園)。動物園とミュージアムで有名な場所ですけど、あそこは散歩スポットとしても最高なんです。その日の午後いっぱい、ゆっくりと長~い散歩を楽しみました。西洋美術館の入口広場に展示してある『考える人』と数年ぶりに対面できたのも良かったです。
『考える人』は、言わずと知れたオーギュスト・ロダンの有名な彫刻ですけど、やっぱりすごい作品ですね。
屈強そうな体格の男が全裸で腰をかけて考え事をしている、というシンプルかつ力強い題材でありながら、ものすごくシュール・・・その表現力に圧倒されつつ「どういうシチュエーションなんだ?」と(笑)思わずにはいられません。
まぁ、全裸で腰をかけて考え事をするシチュエーションとして最も適当なのは、やっぱりサウナですよね(笑)。だから実のところ、あれは『サウナで考える人』なのかもしれない(腰にタオルくらい巻いといてほしい気もしますけど)。
じゃあ『サウナで考える人』は、いったい何を考えているのか?・・・とりあえずそんなにシリアスな考え事じゃなさそうですね(笑)。
たとえば「後輩の女の子に言われた意味ありげなひとこと」にアレコレ思いを巡らせてるとか。「・・・あれって、俺に気があるってことなのかな」みたいな。なんかそんなことを考えてるように見えなくもない(笑)。
あるいはもっとライトに、今月の飲み会の幹事を任されたので店をどこにしようか考えてるとか。「和民でいいか・・・あ、でも、こないだも和民だったんだよな。う~ん・・・鳥貴族どうかな。最近行ってないし。あ、鳥貴族いいな。よし、決まりだ。鳥貴族だな」(笑)。
だから、あれは「鳥貴族だな」の瞬間なんですよ(笑)。あの男の頭の中で飲み会の場所が鳥貴族に決まった瞬間なんです。そこを名匠ロダンは巧みにとらえてですね、あのような素晴らしい作品を作ったんです。「作ったんです」って(笑)もう決めつけちゃいましたけど。
それではまた。