気軽に映画を観られる配信サービスと言えども、一度観始めた映画は心して最後まで観るべし、というルールを自分に課していたんですが・・・先日とうとうそのルールを破ってしまいました。
新川です。どうも。
タイトルは伏せますけど、とある日本映画を観たんですよ。アマプラで。比較的最近のやつ。
観る前は「なんか良さそう」なんて思ってたんだけど、いざ観始めたらわりと早めに「うーん」ってなっちゃって(笑)。で、15分で期待外れだったと悟って、30分でそれ以上観てらんなくなってギブアップしてしまいました(別に観ていてしんどくなるような内容では全然なかったんですけど)。
でも、やっぱりこういう映画に出会っちゃうこともあるんですよね。最後まで観ようとがんばっても、心が折れちゃうやつ。それこそ劇場まで足を運んだのに途中退席した映画も過去にありましたから。
要は「ノリ」の問題なんです。どんな映画も15分くらい観てると「なるほど、これはこういうノリの映画なんだな」ってことがわかるじゃないですか。それは事前の情報だけではわからない、実際に観て初めてわかる細部のニュアンスのことですよね。
それぞれのシーンの演出や登場人物の会話のやりとり、そういったものにその作品特有の「ノリ」があることをまずは認識し、把握する。それを踏まえて、多くのひとは映画を観ているはずです。
でも、人それぞれに「苦手なノリ」ってあると思うんです。当然ぼくにもあります。だから「苦手なノリの映画」に出会っちゃったときなんですよ、ぼくの心が折れちゃうのは(笑)。
たとえば、こないだギブした映画がまさにそうだったんだけど、理屈じゃなく感覚的に「そういうのやめてよ」って思っちゃうような・・・なんか観てるこっちが恥ずかしくなるような描写が冒頭からバンバン出てきたりするともうダメなの(笑)。その時点で、その映画を撮ったひとはむしろそういうことをやりたいんだってことがわかるわけじゃないですか。もっと言うと、ぼくにとって苦手なノリを、その監督は逆に好んでいることがわかる。
そうなるともう、それ以上映画を観続けるモチベーションがなくなっちゃうんです。人との相性と同じで、ぼくにとって「ノリが合わない」映画っていうのは決定的な断絶を生んじゃうんですね。
だから「いい人そうだ」と思ってお見合いをしてはみたものの、実際会って話してみたら15分で「コイツはないわ~」ってなったみたいなもんですよ(笑)。お見合いとかしたことないからわかんないけど(笑)。
で、「ないわ~」って思いながら、お互いの両親も交えて食事したり、そのあと二人だけで庭園を歩くとかキツいじゃないですか。そりゃできることなら中断したくなるでしょ。だからお見合いも大変ですよね(なんの話だ)。
それではまた。