2025年10月3日金曜日

女のひとってスゴいんだな。


女性の生理痛を男性も疑似体験できる機械があることを、みなさん知ってましたか?しばらく前に話題になってたみたいなんだけど、ぼくはつい先日初めて知りました。

新川です。どうも。


いや、YouTubeで、千原ジュニアさんが生理痛を体験してみるっていう動画を見つけて「なんか面白そう」と思って観てみたんですよ。もう1年くらい前の動画で、再生回数のバズり具合からすると「それ観た」って方もいるかもしれません。

動画の概要を説明すると、以前に女性の「生理」について詳しく学ぶという趣旨のNHKの番組に出演したジュニアさんは、そこで生理がいかに難儀なものであるかを知って衝撃を受け、その後先述の「生理痛を疑似体験できる機械」のニュースを聞きつけると「ぜひやってみたい」と申し出て、自身のYouTubeチャンネルの企画として体験してみた、というもの。


ちなみにぼくは、生理(月経)のメカニズムだけはいちおう心得てますけど、生理痛をはじめ、それが女性の心身にもたらす不調が実際どんなものなのかは、当然知る由もありません。それについては、多くの男性がそうであるように、ボンヤリしたことしか知らないまんま今日まで生きてきてしまいました(笑)。

でも件の動画を観て、どうやらそれはぼくの想像を遥かに超えた過酷なものであるらしいことがわかって、ジュニアさんと同じく衝撃を受けました。もちろんぼくはただ映像を観てるだけなんですけど、その疑似生理痛を喰らっているジュニアさんのリアクションだけでも相当な苦痛であることがわかって。「そんな痛いの!?」と。


その生理痛マシン(?)は、下腹部にくっつけたパッドから特殊な電流を流して生理痛によく似た痛みを与える仕組みになっていて、痛みの種類は「弱・中・強」の3段階に設定できるんです。つまり「軽いやつ・平均的なやつ・重いやつ」っていうことですよね。

でも「弱」の時点で、ジュニアさんはもう声を上げて悶絶するんですよ。で、「中」までいったらもう、早く「強」やって終わりにしてください!って(笑)ギブアップしちゃって。で、そのあと男性スタッフも全員トライするんですけど、結果は同じなんです。全員顔を歪めて悶絶するわけ。

ところが、女性スタッフが一人、試しにやってみると、「強」までいっても平然としてるんですよ。「あ~、これ二日目って感じですね。けっこうリアルですね」なんて言いながらも・・・。

だからそれを観て「・・・女のひとってスゴいんだな」って、改めて思いましたよ。もはや「慣れてる」ってことでしょう。初めて喰らった男たちは全員悶絶するような苦痛を、何年も、何十年も、毎月、味わってるわけですから。いや、ほんと、世の女性を見る目が変わりました。


とはいえ、苦痛に「慣れてる」イコール「へっちゃら」ってことでは、決してないわけですよね。だって「痛み」なんですから。それがツラいという事実は変わらない。しかもそのツラさを口に出して言いづらいっていうのが、またツラいですよね。

だから件の動画の中でジュニアさんも指摘されてましたけど、生理中の女性を気遣う社会や環境作りって、もっと考えないといけませんよね。超絶「今さら」って話ですけど(笑)、でも「こんなにツラいんだ」って事実に男性も気づいてしまった以上、もう「今まで通り」というわけにはいかないでしょう。

なのでそのために、小さなことでも自分にできることがあれば何かしようって、ぼくも思いました。


それではまた。