2013年3月29日金曜日

時代の空気。


マドンナの「ライク・ア・ヴァージン」って、黒沢年男の「時には娼婦のように」のアンサーソングなのかしらん。
新川です。どうも。

今日の「休日の朝のBGM」に選んだCDは、マドンナの「ライク・ア・ヴァージン」でした(笑)。久しぶりに聴いたら、やっぱり良かった。いや、けっこう好きなアルバムなんです。天気の良い日は、当分レギュラーになりそうです。
1曲目の「マテリアル・ガール」が流れた瞬間、80年代にタイムスリップしたような錯覚を起こしました。急に景気が良くなったみたいな(笑)。歌ってる内容もサウンドも、こう、時代を象徴していますね。ほんと、ド80'sな1曲(笑)。
時代の空気も一緒に録音されたレコードってありますよね。まぁ、感じ方は人それぞれ違うんでしょうけど、やっぱりボブ・ディランとか古いソウルミュージックとかかけると、スピーカーから「60年代」がどわーと流れ出してくるような(笑)。その時代をぼくは知らないのに(笑)。知らないけど、こういう空気だったんだな、っていうのが、なんかわかりますもの。クロスビー・スティルス&ナッシュの「マラケシュ・エクスプレス」とかさ。ああ「ヒッピー」って、こんな空気を吸ってたのか、みたいなね。今、思い出しましたが、シュガーベイブの「SONGS」を初めて聴いたときも、やっぱり1曲目(「SHOW」って曲だったっけ?)のイントロが流れた瞬間70年代になっちゃった(笑)っていうのが、強烈に印象に残ってますね。あのアルバムもまた、若かりし頃の山下達郎さんや大貫妙子さんが吸っていた東京の空気が、濃密にパッケージされているように思います。
今現在の音楽というか、録音作品はどうなるんでしょうね。2000年代、2010年代を代表する作品も、20年後、30年後に「再生」されたとき、時代の空気を感じとれるものになるんでしょうか?

それではまた。