2013年9月28日土曜日

将来の夢。


肌寒くなってきましたね。日が暮れるのが早くなりましたね。
この、うすらさみしい感じ。いいですね。
新川です。どうも。

ときに、「将来の夢」という言葉がありますけれども。
子供のころは、必ず「大きくなったら何になりたい?」と尋ねられますよね。
何と答えていましたか?
あと「将来の夢」って、年齢とか時期によっても変わっていきますよね。
みなさんはこれまでどんな「将来の夢」を持ってきましたか?
今もありますか?それは、かないましたか?

ぼくの最初の「将来の夢」は、ズバリ「運転手」(笑)。
やっぱり幼稚園だったか小学校低学年のころに大人に訊かれて答えたんですけど、もちろんただの思いつきです(笑)。なんの運転手か覚えてないんですけど(バスとかかなぁ)、まぁ、絵に描いたような子供らしいテキトーな答えでしたね。当然この「夢」はかなっておりません(それ以降、乗り物を運転したいと思ったこともありません。免許も持ってません)。

その次は「漫画家」。これはかなり本気でした。小学校3年から5年くらいまでずっと漫画家志望でしたが、やがて「ストーリーが思いつかない」という理由で(笑)、その夢は「画家」になりました。これが中学生のころでしたかね。

で、高校に入学して美術部に入るんですが、ここでいきなり絵の道を断念(笑)。
すでに音楽を聴くことにのめり込んでいたぼくは、ついに「ミュージシャン」という夢を持ちます。いや「若い」って、ほんっと勝手で無茶苦茶ですね(笑)。
しかし、この夢も長くは続きません。何度かブログにも書いた記憶がありますが、19歳のころ、プロのミュージシャンになるのはあきらめます(それ以降、今に至るまで音楽活動は、あくまで「趣味」です)。

その次が「グラフィック・デザイナー」。専門学校に通いました。「夢」のカタチは幼かったころより堅実なものになりましたが、これまた、いざ就職活動の時期が来たらヤル気がなくなって、断念(笑)。

そして。
二十歳を過ぎたころ、ぼくはどういうわけかドイツの文豪ヘルマン・ヘッセを愛読していたんですが、ヘッセは少年時代「詩人になるか、そうでなければ何にもなりたくない」と言って神学校をドロップアウトしてるんですね。
この「何にもなりたくない」という言葉にものすごく共鳴しまして。
かくして、ぼくが最後に持った将来の夢は、「何にもならない」(笑)。

この夢は、かないました(笑)。
しかし「夢がかなった!」という達成感を感じたことは、未だありません(笑)。
かなった夢をキープしたまま、来月ぼくは36歳になります。
・・・肌寒くなってきましたね(笑)。

それではまた。