2013年9月6日金曜日

それほど大したものじゃない。


映画「デイ・アフター・トゥモロー」を思わせるような異常気象が続きますね。
竜巻が起きるって、こりゃただごとじゃないですよ。
新川です。どうも。

ここ2~3週間、レコーディングを完全に放棄しています(笑)。
リリースが無期延期になったのをいいことに(と言いましても、制作自体は年内に終えるっていう約束なんですけど・・・どーなんだろうな。がーっはっはっ)。
ちょっと深刻にヤバイってくらいヤル気がないんですけど、気持ちとして全然深刻になってないってのがまたヤバイ(笑)。
前にも書きましたけど「スランプ」だからって落ち込んではいないんですよ。我ながら苦笑せざるを得ませんけども(笑)。所詮、ぼくの「音楽への情熱」なんてものは、その程度だっていうことが露呈した感じで(笑)。

ぼくが音楽活動を通じて交流してきたミュージシャンたちは、みんな、ほんっとに音楽を「愛して」るんですね。ほんと音楽バカ、音楽キ○ガイって感じで(笑)。
で、若かったころ、ぼくはそれでちょっと落ち込みました。やっぱりぼくは「ミュージシャン」には向いてないんだ、と。ぼくだって人一倍音楽が好きですけど、彼らは「好き」のレベルが違う。その熱量のすさまじさというか。音楽を主食に生きてるような人たちですよ。ぼくは、デザート程度です(笑)。彼らと比較するとね。

しかしながら、自分にとって音楽が「それほど大したものじゃない」ってことが、今もまぁ多少コンプレックスとしてあるんですけど、同時にぼくはそのスタンスの軽やかさを気に入っていたりもします。
やっぱり、音楽を作ることにしても聴くことにしても「以前のような情熱がなくなってしまった」ってことは、ままあることなわけで、熱量の高い人ほどそういうときに一気に燃え尽きてしまいがちです。実際、今のぼくみたいに30代半ばでそういう状態になって、音楽活動を辞めてしまうミュージシャンは少なくありません。

ぼくの場合は「情熱がなくなった」とか言っても、そもそも「情熱」などと呼べるものがあったのか大いに疑わしいですし(笑)、「辞める」と宣言するほどのこともしていませんしね(笑)。これこそが、未だに音楽を続けている理由です(笑)。
「辞める」というほどのことでもないからっていう(笑)。

まぁ、ナメた野郎ですよ、ぼくは(笑)。音楽「趣味」でやってんだからね。
でも、音楽ってそもそも「趣味」のものだからね。生きてくのにどうしても必要ってもんじゃないですから。

それではまた。