2014年3月12日水曜日

雑記。


丸二日間、「灯放送」の編集に没頭。
すっかり毎月の「業務」として定着したこの作業、楽しいけれど、疲れる。疲れるけれど、楽しい。
なにより、音楽と違って作っているものが基本的に「笑えるもの」である、というところに、新鮮な感覚を味わっている(「クソッ、全然つながんねーよ!」とイライラしつつ、リプレイするたびにゲラゲラ笑っている)。


DVDで、マイク・ミルズ監督の「人生はビギナーズ」を。
この監督のセンスというかタッチは、好き嫌いが分かれそうだけれど、ぼくは好き。
前作「サムサッカー」を観たときも思ったことだけれど、イカにも90年代のアートシーンで活躍したクリエイターらしいとんがった表現をしてみせる一方で、彼が描こうとする人々(とくに「家族」という関係)に向ける眼差しは、意外とも思えるほど深く、やさしく、あたたかい。


今回のブログは、本当は「3.11から3年」というテーマで書いた短い詩にしようと思っていたのだけれど、推敲して、いざアップロードしようとしたら、まさにそのタイミングでエラーが起きて、インターネットに接続ができなくなってしまった。
「虫の知らせ」のような悪い予感はしなかったけれど、きっと、特別な日に、特別な想いを込めたものだったから、何か特別な理由で「心にしまっておけ」とフォースが導いたのに違いないと見て、やめた(単に「デキの悪い詩だからやめておけ」っていうことだったのかもしれない)。