週中のブログ更新を常習的にサボるようになってしまいました。
年をとると、良くも悪くもいろんなこと「どーでもいいや」って思えるようになるもんですねぇ。
新川です。どうも。
先日、都内某所の、とあるお寺を久しぶりに訪れまして。
ちょっと心配事などあって「ここはお参りだ」と。ま、いつもの散歩のついでだったんですけどね（笑）。
その日は肌寒く小雨が降っていたりなんかして、心配事をするにはもってこいの天気だったんですけど（笑）、目的のお寺に到着して三門をくぐり、石段を上るうちに、雨が止みはじめたんです。「あ、止んだぞ」と思ったとき、目の前に、曇天の下、淡いスモークを纏った本堂が見えました。
その瞬間、心の中でざわついていたものが、沈黙するのを感じました。
スピリチュアル・モーメントでした（笑）。なかなかないんですよね（まぁ、なかなかないよね）。「ああ、ここへ来てよかった」と心から思いました（この感覚は、どうにも言葉では説明できないので、まぁ、各自想像してみてください）。
本堂の中は、首を伸ばして覗いてみると、薄暗く、しんとしています。人は、いません。密教テイストな仏像が何体か見えます（そこは真言宗のお寺なんですね。真言宗というのは密教です）。俄然、スピリチュアル・ムードは盛り上がります（笑）。
「うーん、この感じ・・・いいなぁ」って、「孤独のグルメ」の松重豊さん風のモノローグが頭の中で（笑）。
かくして、敬虔な気持ちでお参りを終え、本堂を離れてみると、いつの間にか雲が切れてやわらかな青空が見えていました。あんまり綺麗だったので、しばらく見とれていました。「ああ、ここへ来てよかった」と、もう一度思いました。
そう思ったらお腹が空きました。「いかん、腹がへった」（笑）。
その後、美味しいたぬきうどんを食べたぼくは、お腹も心も満たされて家路に着いたのでした。めでたしめでたし。
みなさんもスピリチュアルな週末を。
それではまた。