2016年11月11日金曜日

こっからスタートです。


また更新すっぽかし記録を塗りかえてしまいました(2ヶ月放置)。
遅ればせながら、夏に出たアナログ盤を買ってくれたみなさん、あたたかい推薦とともに取り扱ってくださったショップの方々、ありがとうございます。感謝感激。
新川です。どうも。

この2ヶ月、新曲のレコーディング作業に没頭していました。
「Peaceful Day(仮)」というタイトルをつけた1曲が、どうやら次回作の方向を決定づけるものになってくれそうです。
その1曲のミックスと編集に1ヶ月も費やしてしまったんですが(笑)。いや、自分にとって新鮮なアイデアを詰め込んだ曲だったので、いろんな可能性を試すのが楽しくてやめられなかったんです。結果、まだ仕上がりには良い意味で納得してないんですが(笑)、「コレだよ!この感じ!」というブレイクスルーの手応えを大いに感じています。

今年の春ごろにも一度そんな「ブレイクスルー」があったんですけどね。「Sign of Love」という曲を作ったときに、なんかビジョンが見えたんです。その後すぐ見えなくなっちゃったんですけど(笑)。結局「Sign of Love」はボツにしてしまったんですが、その曲が指し示した方向はずっと自分の中に残っていて、その延長線上に今回の「Peaceful Day」ができて、ようやく確信をつかみました。
「次はダンスミュージックをやりたい」ということで始まったぼくの試みは、様々な試行錯誤と迷走と煮詰まりの果てに(笑)、今やっとひとつの答えを導き出せた気がします。長かった。ここまで1年もかかった(笑)。

新しい作品を作り始めるそのスタートラインに立ったとき、理想的なコンディションは「面白いものができそうだゾ」というワクワクした気持ちと、同時に「これはイケる!」という説明不能な確信(笑)を得ていることだと思うんです。
当初から「ぼくがダンスミュージックを作るとしたら、どんな感じだろう?」というワクワクした気持ちだけは、ずっと持ってたんです。ところが「これはイケる!」という確信だけがいっこうにつかめなかったんです。「ムリもない。初めての試みなんだもの。徐々につかんでいけばいいさ」と思ってたんですけど、まさか1年もかかるとは(笑)。でもまぁ、結局つかめたんだから良しとします。

かくして、ぼくの4thアルバムの制作は、こっからがスタートです(笑)。作品が日の目を見るころには、今日知り合った二人が恋人同士になり、結婚し、子供を授かり、ようやく建てたマイホームのキッチンテーブルで養育費の相談をしているかもしれませんが(ない話じゃないなぁ)。

それではまた。