2017年5月12日金曜日

新しい隣人たち。


「人生は想像もしていなかったことが起こる」とはリリー・フランキーさんの言葉ですが、たしかにその通りです。ぼくの場合、だいたいそれは災難ですが(笑)。
新川です。どうも。

2~3日前からぼくの住んでいるアパートに、なぜか突然インド人留学生(?)と思われる若者たちの一団が、押し寄せるように引っ越して来ました。
アパートは長いこと空き部屋だらけで、ぼくの部屋の両隣も無人になって久しく、自宅録音にも、気兼ねなくデカい音を出すのにも最適の環境だったんですが・・・ここへ来ていきなり、知らない言語を話す賑やかな若い男女にすっかり周囲を取り囲まれてしまいました(壁が薄いんで、筒抜けとまではいきませんが、話し声や物音はけっこう響きます)。正直、「なんだよ、もう!」(笑)。
まぁ、日本での住まいを探していた彼らのほうは彼らのほうで、「最適」な物件と思ったんでしょうね(「このアパート空き部屋だらけだよ!ここなら仲間みんなで一緒に住めるじゃない!」)。
かくして、目下アパートはにわかに学生寮状態と化しています。もう、頻繁に廊下をドタバタ移動する音とともに「ごはんができたよう!一緒に食べよう!」「ジャケットがねぇんだけど、オマエの部屋に置き忘れてない?」みたいな声が(笑)、長らくひっそりとしていたアパートを大いに賑わせています。
それはそれで微笑ましいんですけどね。むしろ好きですよ、そういうの。ドンチャン騒ぎをするのだっていいでしょう。かけがえのない青春のひとときを過ごす若者たちの、ぼくは心からの味方ですから。ただ、それはよそでやってくれ(笑)。

いや、今日も・・・仕事休みだったんで、日中ヴォーカルの録音するつもりでいたんですけど、バッチリ両隣在宅で(笑)断念しました。さすがに思いきり歌を歌うのはムリ・・・しかも長時間に及びますから、ぼくの場合。それは迷惑だろうし、連中の出すノイズも拾っちゃうんで(笑)。学校か仕事に出かけてくれていることを期待したんですが、向こうも休みだったみたい。当面、彼ら全員が留守になる時間帯を見定めるべく、その行動パターンに注意を払う日々になりそうです。
ちなみに、彼らのうちの一人とは昨日の朝、廊下ですれ違って軽く挨拶をしました。
優しそうな青年で、「オハヨウゴザイマス。ハロー」と言ってぼくに手を差し出したので、「おはようございます。はじめまして」と返して握手をしました(「握手」をすることに抵抗がないのは、ぼくの数少ない「ミュージシャンっぽいところ」かもしれません)。
というわけで新しい隣人のみなさん、気は進まないが歓迎します(笑)。どうかトラブルだけは起こさないでくれたまえよ。

それではまた。