2021年1月29日金曜日

ハッピーソング。


先日、ニューアルバム『Street Illusion』からのナンバーを1曲公開してみました。

ツイッターやSoundCloudで反応してくれたみなさん、ありがとうございます。

新川です。どうも。


さりげなく公開しましたけど、内心はドキドキでした(笑)。やっぱり新曲を初めて披露する瞬間って、緊張するんですよ。何年やってても慣れません。少なくともぼくは、「みんなの反応が楽しみ」だなんて思ったこと1回もないです。もう、毎回不安しかない(笑)。

だから件の新曲もね、SoundCloudにアップして、そのあとお知らせのツイートをしましたけど、そっから24時間以上、SoundCloudもツイッターもチェックできなかったですもん。反応を知るのがコワくて。どんだけチキン野郎だって話ですけど(笑)。でも、おそるおそるチェックしてみたら気に入ってくれたひとがいたみたいで。本当に嬉しかったです。


ところで、新曲は「Peaceful Day」という歌でしたけど、お聴きになったみなさん、ぼくにしてはかなりストレートなハッピーソングだったでしょう(笑)。

「切ない系」の詞を書くのにウンザリしてた時期に書いたんです。もうずいぶん前ですけどね。とにかく明るい歌にしたかった。

と言いつつ、当初は「離婚した夫婦」の歌にしようと思ってて(笑)。いや、なんとなくウディ・アレンの映画にでも出てきそうな、男女のユーモラスなやりとりをイメージしてたんですよ。ちょっぴり毒のある、大人のコメディみたいな。

こう、別れたおかげでかえってサバサバした関係になった二人がですね、なんかの用事で会ったときに、いわゆる「今はいい友達」をお互い一生懸命演じるわけ(笑)。もうケンカすんのに疲れきってますから。それで当たり障りのない話をして「ピースフル」な時間を過ごすっていう、そういう歌にしようと思ったんですけど(笑)。

説明的な表現をリライトしていったら、なんかフツーにハッピーでピースフルな光景を描いた歌になっちゃった(笑)。それはそれでまぁいいかと。

でも、この歌に出てくる二人の関係は、もともとそういう設定だったんだと思って聴くと、一度お聴きになった方はまた印象が変わると思います。あるいは、あなたの考えたオリジナルな設定を二人に与えてみるのも面白いでしょうね。あれこれ想像を膨らませながら、何度でも聴いてみてください。


それではまた。