それまでのイメージに傷がついてしまったアーティストの作品とどう向き合うか?
ファンにとっては悩ましい問題ですよね。
新川です。どうも。
いや、こないだの山下達郎さんの炎上騒ぎを眺めていて思ったことなんですけどね。山下さんのファンは、それぞれにモヤモヤしただろうなぁと。
もっとも、ぼく自身は「アーティスト本人のパーソナリティと作品は別」だと割り切ってしまえるタイプなので、よほどのことがない限りお気に入りのアーティストの「ファンをやめる」なんてことはないです。というか「作品のファン」でい続けようとします。
だから山下さんの一件にしても・・・ぼくは山下さんのファンではないんですけど、もしファンだったら、あれくらいのことで「えー、なんかガッカリ。もう山下達郎なんて聴かない」とはならないと思います。
実際、問題視された山下さんの「釈明」の全文記事をネットで見つけて読んでみましたけど、正直それほどマズいこと言ってるようにも思えませんでしたからね。まぁ、そういう感想を持ってしまったぼくは、山下さんと同じ火種をまいてしまうのかもしれません(笑)。コワい(笑)。
でもメディアで盛んに取り沙汰されていたケンカ腰の発言は、本当に全体のごく一部でしかなくて、それ以外の話はいちおうスジが通ってましたし、多少の脱線もそれがラジオのフリートーク・コーナーで語られたことを思えばさして不自然ではないし、何よりスキャンダルの当事者(もちろん被害者側)に配慮した言葉もちゃんと口にされてるんですけどねぇ・・・。
だから、これはやっぱり「つい言ってしまった余計なひとこと」だけが暴走してしまったってことなんでしょうね。その結果、それ以外の発言までネガティブな誤解を招くことになったんでしょう。
たしかにね、意地悪な目で見れば、何か知ってるくせにとぼけてるように受け取れる発言もチラホラあるんですよ。でもあたたかい目で見れば(笑)そんなに気にならないですよ。っていうのは、ちょっとズルいかな(笑)。でも少なくともぼくは、そのへんあんまり気にならなかったです。
まぁ、いずれにせよ、件の山下さんのミステイクは「ひとこと多かった」(笑)。
それがなければ、輝かしいキャリアやアーティスト・イメージに傷がつくこともなかったのに・・・って、しょっちゅうアーティスト・イメージをブチ壊しまくってるぼくが言うことじゃないけど(笑)。
それではまた。