先日、現在公開中の映画『ボーはおそれている』を観に行ってきました。面白かったです。話はチンプンカンプンでしたけど(笑)。カルト映画ファン限定でオススメ。
新川です。どうも。
ただ、長過ぎて途中でトイレ行っちゃいました。『アバター』(2009)以来じゃないかな(笑)。何しろ上映時間3時間でしたから。
いや、最近オシッコが近くて・・・例によっていつもの神経症で。トシのせいじゃなくて(笑)。そっち系の頻尿はもう昔っからなんです。
なので最初から途中でトイレに行くつもりでした。案の定、2時間くらいですーごいオシッコしたくなったんで、そこからは「トイレチャンス」を見極める戦い(笑)。
やっぱり見せ場は逃したくないじゃないですか。とはいえ、いつ見せ場がやってくるのかはわからない。当たり前ですけど。だからそこはもう長年の映画ファンとして培った経験と勘をたよりに「5分くらい観なくても良さそうなシーン」(笑)がやってくるのをひたすら待ちました。「今かな?いや、まだ早いな。この直後になんかありそうだ」みたいな感じで。
で、結局・・・おそらく脚本上はクライマックスの直前、ホアキン・フェニックス演じる主人公が、ある人物から「ことの真相」を聞かされるシーンが始まったんです。明らかに物語的には核心部分に相当する重要なシーンですよ。
ただ、映像的には、ここからしばらく動きのない説明的な会話シーンが続くはずだと踏んだんです。少なくとも映像的な見せ場は数分間出てこないだろうと。なおかつ、この映画のカオスなトーンからして「ことの真相」なんてわかってもわからなくても大差ねぇだろうと(笑)。
かくして「ついに来た!今がチャーンス!トイレチャーンス!!」と心の中で叫びながら、そーっと静かに途中退席(笑)。ことなきを得ました。
トイレから戻ってくると、予想通り先ほどと同じシチュエーションでの会話シーンがまだ続いており、驚愕した表情のホアキン・フェニックスが「そんなのウソだぁ!」みたいなこと言ってました(笑)。どうやらぼくがオシッコしてる間に衝撃的な事実を知らされたようでしたけど、こっちは気分スッキリだったので全然気になりませんでした(笑)。それよりもそのあと、この映画における最大の見せ場であろうビックリシーンがやってきたので、そこでトイレ行かなくてほんとに良かったです(笑)。
というわけで、これからこの映画を劇場でご覧になる方にアドバイス。
たぶん、終盤の1時間を見逃がさなければ、それまではどのタイミングでトイレに行っても大丈夫です(笑)。どのみちワケがわかりませんから。無理せず、適当にトイレ休憩を挟んでください。
それではまた。