2025年12月19日金曜日

あわてんぼうのサンタクロース。


なんか最近どこへ行ってもクリスマスソングが流れてるなと思ったら、もうすぐクリスマスなんですね(笑)。早いなぁ。

新川です。どうも。


それでふと思い出したんですけど、「あわてんぼうのサンタクロース」っていう歌があるじゃないですか。


あわてんぼうのサンタクロース

クリスマスまえにやってきた

いそいでリンリンリン

いそいでリンリンリン

鳴らしておくれよ鐘を


っていうやつ。


・・・思ったんだけど、サンタクロースがクリスマスの日にちを間違えるって、けっこう致命的なミスだよね(笑)。「何年やってんだ」っていう(笑)。なんならサンタ協会(?)から引退を迫られてもおかしくない話ですよ。

ただ、ぼくがこの歌を聴いたり歌ったりしていたのは遠い昔の子どものころなので、この続きの歌詞をまったく覚えてないんです。

なので、あわてんぼうのサンタクロースは、このあとどうなるんだっけ?と。この致命的なミスの落とし前をどうつけたんだ?と思って、改めて歌詞の全容をネットで確認してみたんです。そしたら、このあとなかなかとんでもない展開になることが判明しました(笑)。

まず、さっきのは1番の歌詞だったんですけど、続く2番の歌詞はこうです。


あわてんぼうのサンタクロース

えんとつのぞいて落っこちた

あいたたドンドンドン

あいたたドンドンドン

まっくろくろけのお顔


・・・まぁまぁ。引き続き、あわてんぼうのサンタクロースのあわてんぼうっぷりがコミカルに描写されるわけですね。

これはいいとして、ぼくが「えっ」と思ったのは、続く3番の歌詞です。


あわてんぼうのサンタクロース

しかたがないから踊ったよ

楽しくチャチャチャ

楽しくチャチャチャ

みんなも踊ろよ僕と


・・・つまり、ここでサンタ狂い始めるんですよ(笑)。これはまったく記憶になかったので驚きました。

でも、この狂気はアレですよね。「探し物はなんですか~」のフレーズでおなじみの井上陽水さんの名曲「夢の中へ」の詞の世界に通じるものがありますよね。

なかなか見つからない「探し物」をしている相手に向かって、語り手は唐突に「それより僕と踊りませんか」と(笑)。無茶苦茶なこと言い出すわけですよ。しかもそのあとが「夢の中へ行ってみたいと思いませんかウフッフ~」でしょ?このひと完全に狂ってますよね(笑)。

でもこういうクレイジーさは、やっぱりぼく好きですね。だからあわてんぼうのサンタクロースも、いきなり踊り出すっていう展開がいいですよ。「しかたがないから」っていうとこがいいよね(笑)。

でも、話はこれで終わりじゃありません。この発狂したサンタが次にとった行動が、続く4番の歌詞で描かれます。


あわてんぼうのサンタクロース

もいちど来るよと帰ってく

さよならシャラランラン

さよならシャラランラン

タンブリン鳴らして消えた


・・・だから、ひとしきり踊り狂った挙句、ドン引きしている周囲の冷たい視線を感じたサンタは、「・・・出直してきます」(笑)ってなったんでしょうね。

で、次がオチとなる最後の歌詞です。


あわてんぼうのサンタクロース

ゆかいなおひげのおじいさん

リンリンリンチャチャチャ

ドンドンドンシャラランラン

わすれちゃだめだよおもちゃ


・・・いや、絶対コイツ忘れるって(笑)。クリスマスの日にち間違えるようなヤツだもん。しかもいきなり狂い出すしさ。プレゼントのおもちゃ忘れるくらいのこと、やりかねないよ。やっぱり引退すべきだと思う(笑)。

というわけで、今度やってくるサンタが、このサンタじゃないことを願います。


それではまた。