アマプラで『死霊の悪夢』(1982)なるホラー映画を観ました。どうしようもないB級映画感全開のサムネ(イラスト)に惹かれて(笑)、なんの予備知識もなく観たんですけど、これが思いのほか傑作でした。
新川です。どうも。
アメリカ映画なんですけど、まぁ、あらすじは昔のエログロ系ホラーのありがちなやつなんですよ。とある小さな町で、美女の強姦殺人事件が相次ぐんですね。で、被害者の検死を担当した主人公の医師が、その異常性から犯人はどうやら人間ではないらしいことに気づく・・・という。
ちなみに冒頭はビキニ姿の美女が水辺で日光浴をしていて、それを何者かの視点がどこからか見つめているという、これまた定番のツカミ(笑)。でもそのあとは、ベタなホラー映画として期待されるようなエログロ描写とか特撮シーンはほとんどなく、そのかわり良質なサスペンス/スリラー映画としてこちらを引き込むような展開になっていくんです。そして最後には思わず唸る衝撃的な結末が待ち受けていて。
で、監督はジョン・ハフという、ぼくの知らないひとだったんですけど、主演がなんとジョン・カサヴェテス。アメリカのインディペンデント映画の父として有名な映画監督ですけど、そういえばこのひとは俳優としても活躍してたんですよね。渋いイケオジの主人公を魅力たっぷりに演じていました。
なのでこの映画は、シネフィルの間でも評価の高い作品として知られていそうな感じがしますね。てっきりB級バカ映画だと思ってたら(笑)。まさに、いい意味で期待を裏切られた一本でした。
ところで、この『死霊の悪夢』もそうですけど、『死霊の〇〇』みたいなタイトルのホラー映画が昔はやたら多かったですよね。とくに80年代。死霊ブーム(笑)。
そこで、さらにレベルアップしたというGoogleのAI検索機能を使って「タイトルに死霊がつく映画」で検索をしてみました(笑)。そしたら、スゴいですね。ちゃんと解説付きで何本かリストアップしてくれましたよ。
トップに出てきたのは、ジェームズ・ワンの『死霊館』シリーズ。なるほどね。やっぱり比較的最近のヒット作ですもんね。続いて、有名なサム・ライミの『死霊のはらわた』(1981)、ロメロの「死霊のえじき』(1985)。『死霊のしたたり』(1985)なんてのも。それから、出ました。『死霊の盆踊り』(1965)(笑)。これエド・ウッドだよね。観たことないんだよな。観たいなぁ。
でも、件の『死霊の悪夢』はなかったですね。やっぱりマニアック過ぎるタイトルだからかな?
あと(そんなにマニアックでもないと思うんだけど)、ぼくの大好きな『死霊伝説』(1979)もなかった(当然トビー・フーパー監督のオリジナル)。これにはちょっと憤慨しました(笑)。死霊といったら『死霊伝説』だろうが!と。「まだまだだな!AI!」(笑)。
それではまた。