2019年11月8日金曜日

元ネタ曲紹介。『Paintings of Lights』編。


マヨネーズ中毒になってしまいました。これを機にブクブク太ろうかと。
新川です。どうも。

さて前回前々回と続けて、これまでのぼくのアルバムのネタばらし特集を(笑)やってきましたが、今回はその最終回。2015年発表の(未だに)最新作にして「80年代リバイバル」モノのアルバム、『Paintings of Lights』の元ネタになった曲をいくつか紹介しようと思います。

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アルバム1曲目「アイリス」の元ネタ。他にもいろんな音源を参考にしましたけど、最初に着想を得たのはこの曲でした。こういうミドルテンポの四つ打ちをやってみたくなったんです。90年代のヒット曲ですけどコード進行はモロ80'sだし、ドナ・ルイスさんシンディ・ローパーに似てるし(笑)、のちのリバイバルブームの先駆けでしたね。それにしてもスゴいタイトル(笑)。


「霧の中の城」の、これも数ある元ネタのひとつ。イントロは思いっきりこの曲のパクリです(笑)。ところでa-haといえばキャッチーな「テイク・オン・ミー」が有名ですけど、ノルウェーのバンドだけあって、こういう北欧の匂いがする素敵な曲もいっぱいあるんですよ。


「カミーユ・クローデル」の元ネタ。実在の女性彫刻家カミーユ・クローデルの歌を書こうと思いついたとき、曲調のイメージとして浮かんだのがこの曲でした。ちなみにプリファブ・スプラウトの好きな曲は挙げたらキリがないんですけど、この曲はかなり上位に入るくらい好きです。


「ヴィーナスの腕」の元ネタのひとつですね。ジャン・ジャック・ベネックス監督の映画『ベティ・ブルー』(1986)のサントラの曲です。「テンッ♪」っていうハープの音が好きで。なんか胸がキューンとなる(笑)。「ヴィーナスの腕」では、ハープと日本の琴を混ぜたようなシンセ音をアクセントに使いましたが、そのアイデアの元になったのがこれでした。

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というわけで、3回にわたって続けてきました「元ネタ曲紹介」、いかがだったでしょうか。
中にはガッカリしたひとも(笑)いるかもしれませんね。ぼくも「これはあまりに身もフタもない話過ぎたかな」という気がちょっとしてます(笑)。
でも、作り手が自分の作品に影響を与えたものについて語ることには意義があると常々思ってましたので、今度のサブスク解禁を機に元ネタも解禁してやろうと(笑)思い切った次第です。
さ、過去のアルバムを振り返るのは、もうおしまいっ。ニューアルバムの制作に戻りまーす。

それではまた。