今年の2月に、ぼくは6年ぶりのアルバム『Street Illusion』をリリースしたわけなんですが・・・。
ふと思ったんだけど、次のアルバム出るのがまた6年後になるとしたら、ぼく50歳になっちゃうんですよね(笑)。ヤバい。
新川です。どうも。
今年で44歳ですから。けっこういってるでしょ?自分でも忘れてましたよ(笑)。
まー、時間経つのが早い早い。だって『Street Illusion』の宣伝文を考えてたときなんですけどね、「6年ぶりのニューアルバム!」っていうフレーズに、ぼく何の感慨も湧きませんでしたから。あまりにあっという間の6年だったので、大した時間じゃないように思えて・・・でも、本当は大した時間ですよね(笑)。6年って。
それこそ小学校に通っていたころの6年間なんて、永遠に等しい時間でしたからね。このままずーっと小学生なんじゃないかと思ってましたから(笑)。
だから今年小学校を卒業した子どもたちにしてみたら、この6年って、とてつもない時間だったはずなんです。文字通り「ひとつの時代が終わった」ぐらいの。
今年二十歳(はたち)を迎える新成人も同じかもしれませんね。やっぱりこの6年は長かったでしょう。6年前と言えば、まだ14歳ですもん。中学2年生。もう今とは別の生き物ですよね(笑)。
それなら今年で30歳ってひとはどうでしょう。6年前は24歳!ぴちぴち!この6年もなかなかですよね。なんたって30歳から「中年」だからね。もう「若者」じゃなくなるんだからね(ヘコんだなぁ、30歳の誕生日・・・)。これは決定的。
なんてことを踏まえて、じゃあ改めてぼくの場合を考えてみましょう。今年で44歳になります。6年前は38歳です。
・・・どうですか、この微妙な感じ(笑)。この大差ない感じ。どっちも同じオッサンっていうね。ほら、だからやっぱりこのトシになると、もう6年なんて大した時間じゃなくなるんですよ。
だいたい35歳過ぎたあたりでね、「時空」が歪み始めるんです。すごいスピードでどんどんトシをとっていくのに、自分自身の成長や変化は逆にどんどん遅くなっていくんです。いわゆる相対性理論で(笑)。この世界は不思議ですね。
それではまた。