小さな子どもには、大人の目に見えないものが見えている・・・。
先日、まさにそんな場面に遭遇しました。
新川です。どうも。
朝、いつものように職場に向かって歩いている途中、道の向こうから三輪車に乗った3歳くらいの男の子がやって来たんです。
となりには、お母さんと思われる女性が一緒に歩いてて。まぁ、親子で朝の散歩でもしてたんでしょうね。
で、その親子とちょうどすれ違いそうになったとき、男の子が突然ピタッと三輪車を止めて、顔をフッと横に向けたんです。
そして、なんだか困ったような表情で、無言のまま視線の先にあるものを指差したんです。「あれ・・・なぁに?」とでも言うように。
お母さんは「どうかしたの?」と言って、男の子が指差す方に目をやりました。つられて、ぼくもそちらに目を向けました。
すると、とりあえず目に入ったのは、道路を挟んだ向かい側にあるセブンイレブン。しかし、おなじみの看板以外これと言って目を引くようなものはありません。店の前の駐車スペースもがらんとして、車一台ひと一人見当たらないんです。
それなのに、男の子はその空間の一点を指差して、じっと見つめたまま黙りこくってるんです・・・。
それはもうどう見ても、何もない(はずの)セブンイレブンの店先に「何か」がいるのだというリアクションにしか見えませんでした。お母さんは「ねぇ、なんにもないじゃない」と言って笑っていましたが、男の子の目にはきっと、我々大人には見えない「何か」の姿が映っていたに違いありません。
やっぱり、幽霊・・・的なものですかねぇ。少なくともトトロ系じゃないと思うんですよね(笑)、あのリアクションは。何かが見えたんだとしたら、間違いなくコワいやつですよ。『シックス・センス』的な。それこそあの映画のオスメントくんみたいに、日常的に「見える」子どもなのかもしれない。
それにしても、いったい何が見えたのか・・・想像すると、ちょっぴり背筋が寒くなります。
・・・が、話はまだ、ここで終わりじゃありません。
その直後、今度はぼく自身が驚くべきものを目にすることになったのです(!)。
その親子とすれ違った場所から少し歩いていったところに公園があるんですが、そこになぜか下半身丸出しの中年男がいたんです(笑)。
ビックリしました。・・・まぁ、件の男の子が目にしたものと関係はないと思いますけど(笑)。そのオッサンは幽霊でもモノノケでもない、フツーの人間に見えましたから(いや、フツーではないか)。
どうも水飲み場のとこで「何か」を洗っている様子でした(笑)。後ろ姿だけでよく見えなかったんですけどね。いったい何を洗っていたのか。
・・・おそらく我々の目には見えない「何か」でしょうね。シックス・センス的な。シックス・センス的な「何か」を洗ってたんでしょうね。よくわかりませんけど。
それではまた。