2021年9月17日金曜日

興味はあります。


先週に引き続き、またまたツイッターに質問のメッセージが届きました。

今回もグッド・クエスチョンだったので、この場を借りてお答えしようと思います。

新川です。どうも。


頂いたご質問は、「新川さんは、他のひとの作った楽曲のアレンジや編集といった作業に興味はありますか?」というもの。

どうやら音楽制作をなさっている方のようですね。控えめなオファーのようにも受け取れますけど(だとしたら光栄です)。

では、まず率直な答えを言いましょう。興味は、あります。あるんですが、気は進みません(笑)。

というのも(このブログのヘビー読者の方にはおなじみの事実ですが)、アレンジや編集といった作業になると、ぼくは際限なく時間をかけてしまうんです。「コイツ、一生やってるつもりか?」っていう(笑)。

だから相手を延々待たせてイライラさせちゃうだろうなと・・・もちろん締め切りを決めてもらえればそれは守りますけど、そのかわり満足してもらえるような成果を出せるか、あまり自信はありません。

そういう意味で、積極的に「やります!」っていう気持ちにはなれないんですね。


もうひとつ、そもそも技術的な問題で「できない」ということもあります。

これも何度か話してますけど、現代のレコーディング現場においては(スタジオでも自宅でも)今や必要不可欠となっている、高度な編集機能を持った音楽制作ソフトをぼくは持っていないんです。

もう、ガラクタみたいな機材で音楽作ってるんですよ、ぼく(笑)。それも完全なる自己流で。自分でも「よくこんなんでアルバム作れたな」って(笑)。

ですから、たとえばある程度作り込まれた楽曲のデータを渡されて、それを編集したりリミックスしたりするような作業は、残念ながらできません(少なくとも今のぼくの制作環境では、かなり無理のある作業になってしまいます)。

なので、もしぼくが他のひとの作品のアレンジや編集に実際に関わるとしたら、対象となる音源を聴かせて頂いて、アイデアだけを提供するというのが、現状では妥当でしょうね。実際のプロダクションは「まともな」エンジニアリングのできるひとに委ねるという感じで(笑)。


以上が、今回のご質問に対する回答です。いかがでしょうか。

でも、繰り返しますが、興味はあります。そもそもそういうことに興味がない孤独でヘンクツな音楽家だと思われてるフシがありますけど(笑)。

アレンジや編集に限らず、他のアーティストとの、いわゆるコラボレーションには人並みの興味をちゃんと持っていますので(笑)、「ぜひ!」と思う方は試しに声をかけてみてください。


それではまた。