先日DVDで『パーム・スプリングス』(2020)という映画を観ました。同じ一日を延々と繰り返す「タイムループ」に入り込んでしまった男女のロマンティック・コメディーでしたが、なかなか面白かったです。
新川です。どうも。
まぁ、この手のいわゆる「タイムループ」モノって、たいてい面白いですよね。
でも、もしも本当にタイムループに入り込んで、同じ一日が延々と繰り返される状態になってしまったら、みなさんどうしますか?
ぼくの場合、まず同じ一日が繰り返されること自体に、さほど苦痛や違和感を覚えることはないと思います。普段の生活がほぼ同じことの繰り返しですから(笑)。まさに「判で押したような」毎日ですもん。ほぼタイムループ生活。だから本当にタイムループに入っても、しばらくはそのことに気づかないかもしれない(笑)。
ともあれ、明らかに同じ一日が繰り返されてることがわかったら、何をするか?
やっぱりその特性(今日起こる出来事を全て知っている/自分の記憶以外、翌日には全てリセットされる)を活かした実験は、数々のタイムループ映画で描かれてきたように、いろいろ試してみるでしょうね。でもあまり無茶なことはしません。
だって、映画の登場人物はだいたいやりがちですけど、「どうせ明日には全部チャラになるんだ」と思ってやりたい放題やらかして、翌日ループを抜けてたら困るじゃないですか(笑)。「なんで明日になっちゃうんだよ!昨日とんでもないことしちゃったじゃないかよ!」ってことになるでしょ。
あと、タイムループでぼくが一番気になるのは、「世界」も一緒にループしてるんだろうか?ってことなんです。
つまり、ぼく自身は同じ一日を繰り返していても、ぼくが「やりたい放題やらかした世界」は、どこか別の次元でそのまま続いてくような気がするんですよ。分裂したパラレル・ワールドとして。で、そっちの世界で目を覚ましたもう一人のぼくが「なんで明日になっちゃうんだよ!昨日とんでもないことしちゃったじゃないかよ!」と言って困ってそうな気がするんです(笑)。
その理論でいくと、「明日にはチャラ」だからって迂闊なことをすると、パラレル・ワールドにいる自分や周囲に迷惑をかけることになりますよね。だから無茶はしたくないんです。
でもタイムループの秘密がわかって、この状態は当分続くし、世界も一緒にループしててパラレル・ワールドが生まれることはないという確証が得られたなら、そのときはやりたい放題やらかします(笑)。
もう、何やったって「明日にはチャラ」ですからね。今までやりたくてもできなかったこと、いろいろやってやりますよ。うっひっひ。何をしてやろうかなぁ。
・・・うーん、「町中華で大食い」かな(笑)。とりあえず。
それではまた。