とうとうぼくも「飲食店での会食」を解禁しました。
新川です。どうも。
「そろそろ警戒をゆるめてもいいかな？」という気に、ようやくなりまして（笑）。そんな矢先、たまたまHoneydewの水谷さんから連絡があったんで、試しにお茶に誘ってみたんです。
とりあえず「お茶」だけね。まだ解禁一発目だからね。まずは様子見という感じで。そこはやっぱ神経質に（笑）。
で、先日二人でちょこっとだけお茶したんですけど・・・やっぱり気心の知れた友人と喫茶店でダベるのって、いいですね。あの時間、いいよね。久しくぼくの生活から失われていた、ささやかな幸せを取り戻したような感じがしました。ぼくも今後は、徐々にこういった機会を増やしていこうと思います。
ただ、そんな愉快なひとときではあったんですが、会話の話題は少々シリアスな内容にも及びました。水谷さんからショッキングな近況報告があったんです。
長年Honeydewを応援していたファンの方が一人、昨年自殺をして亡くなってしまったそうなんです。水谷さんご自身も、つい最近そのことを知ったらしくて。
で、その方のお名前を聞いたら、ぼくも知ってるひとだったんですよねぇ。ぼくも初期のHoneydewのライブはよく観に行ってましたから、会場で何度か居合わせていたんです。挨拶程度ですけど、言葉を交わしたこともありました。ですから「ああ、あのひと！」と。
こういった話題は、ここ数年たびたび耳にしますけど・・・そのたびにやりきれない気持ちになりますね。まぁ、今さら指摘するまでもなく、やっぱりコロナ禍という特殊な状況が原因のひとつになっていることは間違いないんでしょう。
人はある種の危機に直面すると、「心の闇」が露わになるものです。心の弱さとか醜さですよね。パンデミック以降というのはウィルスだけじゃなく、そういった「人の心の闇」が世界を覆い尽くしていった2年間だったとも思うんです。
で、実はそっちのエネルギーのほうが、ウィルスそのものよりも遥かに強大だったような気がするんです。露わになった「人の心の闇」の集積、それが放つエネルギーのほうが。
だから自殺に限らず、この2年間に命を落とした多くの人は、もしかしたらその「闇の力」に呑み込まれて破滅しちゃったんじゃないかって・・・いや、あくまで妄想ですけどね。でも、よくそんなことを思います。
それではまた。