2022年6月24日金曜日

行ったほうがいい。


以前「選挙」についてぼくが思うこと、という話をしましたが。

今回はその続きです。参議院選挙も近いということで。

新川です。どうも。


そのときの話を要約すると・・・いわゆる「選挙に行かないひとたち」に対してやみくもに「投票に行きましょう!」と呼びかける前に、まず「選挙の仕組みと投票の仕方」をわかりやすく説明してあげるべきなんじゃない?・・・といった話でした。

で、まぁ、それがぼくにできたら一番いいんですけど、何を隠そうぼく自身が選挙や政治の話にめっぽう弱いので(笑)。むしろぼくが教えてほしいっていう(笑)。

ただ、最低限「選挙には行ったほうがいい」という理由だけはどうにか理解しているので、今日はその話をします。なのでこれはもう、そもそも選挙に行く意味すらわかっていないハイパー選挙ビギナーの、とくに若いひとたちに向けた話なので、選挙や政治に詳しいひとはあんまりツッコまないでくださいね(笑)。


・・・たとえば、ある国で、その国の新しい指導者を決める選挙が開かれたとしましょう。ついては数名の候補者の中から適任だと思う人物に投票をお願いします、という呼びかけが国民に対してなされます。

ところがその国の国民ときたらみんなグータラで「んー、なんかめんどくさいからパス」とか言って(笑)、結局誰一人投票に行かないという事態が起きてしまいます。

選挙を開いたひとたちはすっかり国民に失望して「だったらもうこっちで勝手に決めちゃいますからね!」と言って、以前から評判の悪かった候補者を、完全な悪意から新しい指導者に任命してしまいます。

案の定新しい指導者は暴君と化して、無茶苦茶な法律や制度を作りまくって、もうやりたい放題。権力にモノ言わせ放題です(笑)。当然、国民は怒ります。「なんであんなヤツ指導者にしちゃったんだ!」。

でも、言うまでもないですよね。こんなことになったのは、国民自身のせいです。選挙のときに誰一人投票に行かなかったからです。新しい指導者を選べる権利を与えられていたのに、それを自分から放棄しちゃったからです。


・・・もちろん、これはだいぶ極端なたとえ話ですけど(笑)。でも「選挙に行かない」というのは、いわば「暴君」の出現を許してしまう行為でもある、ということなんですね。行かないひとが増えれば増えるほど「暴君」が出現する可能性は高くなります。それだけ「止めるひとがいなくなる」ということですから。

ですから、選挙には行ったほうがいいんです。理屈はなんとなくわかってもらえたでしょうか?


とはいえ、ハイパー選挙ビギナーのみなさんは「そう言われても、いったい誰に投票すればいいのかわからないよう」と言うかもしれません。判断の材料にする情報にあたってみても、むずかしい言葉ばかりでよくわからないし・・・だいたいこれは何を決める選挙なの?みたいな(笑)。いろいろ戸惑いますよね。

というわけで、次回はハイパー選挙ビギナー向けの「投票の仕方」を、ぼくなりにアドバイスしてみようと思います。そんなエラそうなもんじゃないけどね(笑)。


それではまた。