自分の年齢を言ったとき、年上のひとに「あ~、まだ若いね~」とか言われるのって、なんかヤだよね(笑)。
新川です。どうも。
まぁ、相手に悪気はないんでしょうけどね。あるいは、その言葉に対しては喜ぶべきなのかもしれない。「そっか。ぼくもイイ年になっちまったなんて思ってたけど、人生の先輩方に比べたらまだまだ若いんだ」と。
でもぼくは人間としての器が小さいので「・・・バカにしやがって」と(笑)、つい思ってしまいます。「ナメやがってコノヤロー」と。バカヤローコノヤロー(笑)。
だからぼくは、自分より年下のひとに「まだ若いね~」とはなるべく言わないようにしてます。少なくとも「まだ若い」ことをバカにしたような言い方はしません。
たしかに今45歳のド中年のぼくからしたら、10代とか20代のひとたちはたいそう若く見えます(笑)。でも自分もかつてそうであったように、10代には10代の、20代には20代なりの、「年をとってしまったこと」への切実な思いがありますからね。
「うわぁ、とうとうハタチになるのかぁ・・・」とか「ウチら、もう25だよ?ヤバくない?」とか。そういう気持ちをあざ笑うようなヤなオジサンには、ぼくはなりたくないです。
それこそ30歳だって今のぼくには若いと思えるけど、でもやっぱり「とうとう30歳」になってしまうあの格別なヤバさは(笑)、ぼくもようく知ってますからね。あざ笑うことなんてできませんよ。
まして恋人もいないまったくの独身で、なおかつマトモな職にも就いておらず、何のキャリアもなければ金もないなんて状態で30を迎えようものなら(ま、ぼくがそうだったんですけど)もう、ヤバさレベルMAX(笑)。緊急事態です。ただちに緊急事態宣言を岸田首相に出してもらわなければならない案件です(笑)。
だから今「もうじき30だよ、どうしよう・・・」と不安になってるひとに、「なぁに、オジサンに言わせればまだ若いから大丈夫」なんて気休めをぼくは言いません。「あ、それはヤバいね。もう終わったね」って、こう(笑)、むしろ追い打ちをかけるっていう。それはそれでヤなオジサンじゃねーかって話ですけど(笑)。
それではまた。