ここ数年の間に、つくづく「人と話す」のが下手になったと痛感しています・・・。
新川です。どうも。
いつもこのブログを読んでくれているみなさんの中には、もしかしたらぼくのことを「話が上手い人」だと思っている方もいるかもしれません。
でもこのブログは、ナチュラルな話し言葉調にはなってますけど、あくまで「書かれた文章」です。当然何度も推敲を重ねた上で、「話が上手い人の話」みたいに仕上げてるわけです。実際に人を相手にフリートークをするときのぼくは、こんなに上手く話せません。
とくに最近は「説明」をするのが、本当に下手になりました。ライトな会話のやりとりをするぶんには問題ないんですけど、少しでも複雑な事情とか自分の考えを相手に話して聞かせようとすると、途端にしどろもどろになっちゃうんですよ（笑）。
「言いたいことを的確に伝える言葉」が、瞬時に出てこないんです。それがもどかしくてしょうがない。もう、話の途中でギブアップしたくなりますからね（笑）。あまりに言葉が出てこなくて。なかなか話をまとめられなくて。
だからこないだも久々に友人と会って話す機会があったんですけど、やっぱりそういう状態になっちゃいまして・・・。で、そういうときってぼく、身振り手振りがやたらと多くなるんです。女優の仕事を熱く語るローラ・ダーンみたいな（笑）。
それであとになってその友人との会話を頭の中で再生して、「あそこでああ言えばよかった」「こう言えばよかった」って、延々自分にダメ出し（笑）。
もっとも、話し下手になった理由は明白なんですけどね。めったに人と会って話をしなくなったからですよ（笑）。もう、かれこれ7～8年前から、職場以外では頻繁に会う人もいなくなりましたしね。
その上コロナで自粛でしょ？でもって独り身でしょ？（笑）そりゃ話すのも下手になりますよ。人と会話する、いわば「脳の筋肉」を全然使わないんですから。
でも、これはちょっと「鍛えなきゃ」と思いました。このままじゃいかん、と。
だって、いちおうアーティストとしては、万が一また取材を受ける機会なんかあったりしたら困りますからね。今、「新しいアルバムのコンセプトは？」なんて質問されても、マトモな受け答えできないですよ、たぶん。佐藤二朗さんの噛む芝居みたいになっちゃうと思う（笑）。
それではまた。