2024年5月17日金曜日

電子楽器の世界。


先日久しぶりに楽器屋さんに行ったんですけど、やっぱりいいですね。楽器がいっぱい置いてあるところって。未だに子どもみたいにワクワクした気持ちになれます。

新川です。どうも。


たぶん音楽にそれほど興味がないひとでも、「楽器」というもの自体に魅力があることは認めるんじゃないでしょうか?「音楽を奏でる道具」というコンセプトが、すでに人をワクワクさせるものですからね。

ただそんな楽器の中でも、ぼくの好きなシンセサイザーやドラムマシンやサンプラーといった「電子楽器」の持つ魅力は、またちょっと特殊なものだと思っていて。

というのも、多くのひとにとってそれらは楽器というより、何か工学的な装置みたいに見えると思うんですよ。美しいフォルムを持つ弦楽器や管楽器の見た目と比べればそれは明らかです。ドラムマシンやサンプラーに至っては無機質なボタンやダイヤルが付いてるだけの四角い箱ですから、素人目には音楽に関係するものとすら思えないでしょうし、従って「魅力」など感じることもないでしょう。

でも、それらが実は「音楽を奏でる道具」だとわかった途端、異様な魅力を放ち始めるのが電子楽器の特殊性なんです。


だからちょっとフェティッシュな魅力なんですよ。たとえば、ぼくはアナログ・シンセサイザーにいっぱい付いてる「ツマミ」を見るともう興奮して、いじくり回したくなるわけ。なんかヘンタイみたいだけど(笑)。でもアナログ・シンセが好きなひとってみんなそうだと思う。

あと、さっきも言ったみたいに「まったく楽器には見えない」ドラムマシンやサンプラーの実物はもちろんのこと、写真や画像を眺めてるだけでもニヤニヤしちゃう感覚って、普通のひとにはガチで理解不能だと思うのね(笑)。

だからそういう世界なんですよ、電子楽器の世界って。わからないひとには全然ついていけない。「それのどこに興奮するの?」みたいな(笑)。


そうそう、フェティッシュといえば、もうひとつ思い出した。

電子音楽をやってる女性アーティストになぜか多いんだけど、プライベート・スタジオをメディアで公開してるのなんかを見ると、たいてい「観葉植物」をあちこちに飾ってるんですよ。

どうも「植物と電子楽器が一緒に並んでる風景」に、なんとも言えない魅力や美しさを感じてるっぽいんだよね。電子音楽系のYouTubeのサムネとかでも、そういう画像よくありますよ。まぁ、たしかに「なんかいいな」とは思うけど(笑)、不思議ですよね(ついでに、電子音楽をやってる女性アーティストって、なぜか美人が多いような気がします)。


それではまた。