日本は今、米不足。でも今日近所のスーパーに行ったら、ようやく新米が少し入荷してましたね。ちょっと前までサトウのごはんしか置いてなかったけど(笑)。
新川です。どうも。
まぁ、今回の米不足の原因については諸説あるようですが、あれだけの短期間で店頭からお米が消えた原因だけは明らかですよね。ニュース・メディアが米不足だとか言うからですよ(笑)。
いや、もちろんそれは報道されるべき社会問題ではあるけど、でもぼくはこの手のことはあえて隠しといたほうがいいんじゃないかと思ってるんです。情報操作で(笑)。だって「米不足です」なんて言われるから、みんな「そうなの?ヤバいじゃん」ってなって、つい買い占めに走っちゃうわけでしょ。それでたちまち在庫が底をついて流通がストップしてしまう。だったら、米不足に陥ってるなんてことは知らないまま、いつも通りのペースでお米買ってたほうが良かったんじゃない?(笑)そしたら在庫のお米で意外と食いつなげてたかもしれない。
東日本大震災のときもそうだったじゃないですか。あのときもお米とかいろいろ手に入らなくて困ったけど、被災地以外のエリアでは実のところ「買い占め」さえなければ流通は正常に機能してるはずだったっていう話ですからね。
だからそういう事態を防ぐための情報操作はアリだと思うんだけど、どうかな。
でも、「買い占め」に走る人々を「見苦しいぜ」なんて思いながら眺めつつも、その心理は理解できますよ。何にせよ「ない」と言われれば欲しくなる。「手に入らないもの」に執着してしまうのが人の常ですからね。なんならぼくは人一倍その傾向が強いくらいです。
とくに若いころは、その執着心ゆえにずいぶん悩んだり苦しんだりしました。その煩悩から解放されたくて、仏教関連の思想書を読み漁ったりとかして(笑)。でもそういう人生経験を経て、今ではもうたいていのことはカンタンにあきらめるようになりました(笑)。
だからぼくは白いごはんが大好きですけど、「米がない」と言われれば、その事態はアッサリ受け入れられますよ。「じゃあ、仕方ない」と。少なくとも、これだけいろんな美味しいものが食べられる世の中で、たまたま今お米の都合がつかなくなってるってだけでしょう。そのことにこだわりさえしなければ、何も問題ないですよ。うどんとかラーメンとかスパゲティーとか、お米の他にも美味しい炭水化物はいくらでもあるじゃないですか。
マリー・アントワネットだって「お米がなければ、うどんとかラーメンとかスパゲティーとか食べればいいじゃない」って言ってたでしょう(笑)。有名な話ですよね。キッパリそう言い放ったっていうじゃないですか。日本語で(笑)。マリー・アントワネットの言う通りですよ。
それではまた。