2013年10月13日日曜日

付き合ったタバコたち。


制作作業が進まないとニコチンの摂取量が増えて、いけませんね。
ふと気がつくと、灰皿に吸い殻がてんこ盛りになっててギョッとすることがよくあります。「えっ?いつの間に?」って感じで。
新川です。どうも。

禁煙運動が世界的に本格化する以前、ミュージシャンはタバコを吸うっていうイメージが・・・少なくともぼくには長いことあったんですが、ぼくが音楽活動を始めてから知り合ったミュージシャンたちは、意外なことにほとんどが非喫煙者でした。
60年代や70年代のロックをこよなく愛し、ずっとロングヘアーを貫いてるような人なのにタバコもクスリもやんないっていう(笑)。意外とみなさん健康に気を使ってらっしゃる。
モノクロ写真の中でタバコを指にはさんだロックスターの姿のカッコ良さには、憧れなかったんですかねぇ?正直に言いますが、ぼくがタバコを吸い始めたのは(喫煙者の多くは同じ理由だと思いますけど)カッコつけたかったからです(笑)。
童貞少年が「オレも彼女がほしい!」っていう理由で女の子と付き合い出すようなもんですよ(笑)。真剣に好きになったわけでもない女の子と(笑)。
そんな理由で最初にタバコを吸ったのは、ぼくは22歳くらいでした。喫煙者としてはわりと遅いほう。ちゃんと法律は守ったんです(笑)。
銘柄はね、マイルドセブンの1ミリグラム。初心者って感じ(笑)。とりあえず付き合えそうな女の子だったら誰でもいいって感じ(笑)。「吸い方」がわかったら、アホみたいにバカバカ吸い出しました。もう、童貞卒業したばっかりのヤツのキスとかセックスと一緒だよ(笑)。
次に吸ったのは・・・思い出せるかなぁ、ケントかな?もうちょい強いやつを。パッケージが気に入ってたのを覚えてますね。まだルックス重視みたいな時期(笑)。
そんで、キャスターマイルド。これは最初のマジな恋愛だったかも(笑)。かなり長いこと付き合ってました。しかし、浮気が原因で破局(笑)。
浮気相手が(笑)ラークマイルド。これは今も吸ってます。浮気相手と結婚(笑)。
いや、何年か前にラークのパッケージがリニューアルして、味もなんか変わっちゃったんですよ。それが現在のラークなんですけど、ラークマイルドだけは愛好者がけっこう多いのか「クラシック」っていう昔のままのタイプが出てて、そっちを吸ってますね。このデザインがいいんだ(もちろん、現代のナチスが作ったクソみたいな禁煙メッセージがデカイ字で印刷されてますけど)。

というわけで、以上、ぼくの恋愛遍歴ならぬタバコの銘柄遍歴のお話でした。
まぁ、吸わない人は吸わないに越したことはないですよ(笑)。カネもかかるし健康にも悪いですし。

それではまた。