2013年12月11日水曜日

血。


ちょっとした用事があって、実家へ。
そのついでに、姪たちと遊ぶ。
小学校3年になる上のお姉ちゃんはピアノを習っており、その腕前を見せたいというので、見る。
上手。拍手(楽譜を見ながらピアノが弾ける、の時点で、すでにぼくより上)。
とくに「エチュード」をとても上手く弾いていたので「この曲、好きでしょ?」と訊いたら、「うん」との返事。
「そうかぁ、やっぱり、そういうもんだよなぁ」と、しみじみ思う。
その後、二人で音楽の話をしたり、即興で連弾をしたりしてみるうちに、彼女の音楽に対する感性が、いつの間にか、ずいぶん磨かれていることがわかり、感心。
というより、やはり「血」なのか、それがぼくに近いものがあるということがわかって、ちょっと感動(ドビュッシーが好きだという。「月の光」が名曲であるという点において、完全に合意のハイタッチをした)。