2014年2月19日水曜日

エビの代替。


ときどき、無性にエビが食べたくなる。
エビをお腹いっぱい食べてみたくなる。
しかし、エビは高級食材である。ビンボー人のぼく如きのこと、この欲求を満たせたことなど、当然、一度もない(「夢」は、茹でたでっかい伊勢エビを荒々しく素手で引きちぎり、湯気とともにあらわになった肉に、おもいきりかぶりつくことである。
荻上直子監督の映画「めがね」で、加瀬亮さんがやってたやつである。あれを死ぬまでに一度やってみたい)。

性欲においては、「ヤリたい!」というときに、その時点で「ヤレる」相手が得られなければ、その欲求を解消する非常手段として、自慰行為というものが存在する(思春期の童貞少年にとっては常套手段である)。
いわば、セックスの代替となるものである(サルが一度これを覚えると一生コキ続けるという話を聞いたことがあるけど、本当なんだろうか?)。代替ではあるけれど、場合によっては、相手がいてもうまくいかないセックスより、よほど充足感を得られることもある。

これと同じような感じで、エビの代替となるものは、なにかないのだろうか(スゲーくだらねーこと言ってるのは百も承知だ。しかし、ぼくのエビへの欲求は、ときに狂おしいほど切実なんだ。わかってくれ)。
カニの代替として「カニかま」というものは、ある(あれは、調理法を工夫すれば、なかなかバカにできない)。「エビかま」みたいなものはないのだろうか。
いつか、エビの代替となるリーズナブルな食品ができたら、開発者にはノーベル平和賞を授与すべきだ。