2014年9月26日金曜日

近所で「ぶらり途中下車の旅」。


ちょっと旅に出ていました。こう、風に誘われて、ね。
新川です。どうも。

作家の川上弘美さんが昔のエッセイで、電車に乗って30分くらいの町を「旅」したというエピソードを書いてたんですが、ぼくもたまにこういう「近所の旅」を、唐突に思い立ってすることがあります(笑)。
今日は、住んでる町から二つとなりの駅・・・って最高に微妙な距離感の(笑)町を「旅」しました。1時間くらいの超小旅行を(笑)。
通勤電車の車窓から毎日のように眺めているのに、一度も降り立ったことのない駅の町は、訪れてみると奇妙な趣があるものです。
距離が近いだけに、住んでる町と全体的な印象はほとんど変わらないのに、やはり、そこは別世界。見慣れた風景のようで、その実、見慣れぬものばかり。
なんだかおかしな夢でも見てるような感覚になってくるんですね。今も思い出しながら書いてますけど、ほんとに夢の記憶を辿っているような錯覚に陥ってます(笑)。
ところで、この手の「旅」は、とくに発見のない退屈なものに終わることも多いんですが(そりゃそうだよね)、今日はけっこう収穫がありました。
なかなか良さげな飲食店を何件か見つけて。「今度帰りに途中下車して寄ってこう」なんて。近所に素敵なお店を発見するのって、なんだか嬉しいですよね。
ぼくも知ってた「ご当地ラーメン」の店を、団地の裏なんていうとんでもない場所にいきなり発見したりもしました。「え!こんなところにあったの!?」(笑)。
あとは、イカにも郊外って感じのシケた道路沿いに、60年代のレトロフューチャーなスタイリッシュさ漂うコインランドリーがポツンとあったり。んで、その先に爆音でレゲエを流す材木屋があったり(笑)。まさに夢の世界(笑)。

みなさんも一度、近所で「ぶらり途中下車の旅」(笑)をしてみてはいかが?
近くて遠い、知ってるようで知らない・・・いや、実際そこは見知らぬ町、未知の世界なんですよ。近所と言えども、見知らぬ町を歩くことは、ちょっぴり旅情を掻き立ててくれるものです。もしかしたら、人生を変える大きな出会いが、ド近所で待っていた、なんてこともあるかもしれませんよ。

それではまた。