2015年1月3日土曜日

同志。


あけましておめでとうございます。
それにしても冷えますね。このぶんでは正月休み中に風邪をひいて仕事始めに欠勤っていうバッドな展開を迎える方も少なくありますまい。
新川です。どうも。

新年を迎えた街の様子を観察しに、ちょっとブラブラ、出かけてきました。
2015年初ブラブラ(ほんとはブラブラしてる場合じゃないんですけど)。
歩いてる人は、やっぱり家族連れやカップルが多かったですね。ぼくみたいな「ひとりもの」は、ほとんど見かけなかった(笑)。
ひとりで歩いてる人も、その多くは、これから誰かと会う、もしくは会ってきた、もしくは今はひとりだけど家にはちゃんとパートナーがいる、らしき人で(笑)、真の「ひとりもの」は、あんまいなかったッスね。オレくらい(笑)?
そんなの見た目だけで区別がつくのか?と思われるでしょうけど、なんとなくわかるものですよ。だいたいわかる。確認はとれないけど(笑)。
「真のひとりもの」は、あきらかに放ってるオーラが違いますもん(笑)。
たぶん、ぼくもガンッガンに放ってるはずです(笑)。ぼくが「あ、真のひとりもの発見!」ってなったとき、相手もぼくに気がつけば同じことを思うはずです(笑)。
今、思い出しましたが・・・これ、前にも書いたかなぁ?20代前半くらいのときでしたけど、渋谷の、たしかユーロスペース(ちっちゃい映画館です)に、台湾映画を観に行ったんですよ。ツァイ・ミンリャン監督の作品だったと思うんですけど。
夜の最終回に行ったら、お客さんがぼくを入れてたったの3人で(笑)。全員、男。全員、地味な服装。全員、真のひとりものオーラ全開(笑)。
もう、まばゆいばかりのオーラでした(笑)。「この人たちにパートナーなんかいるわけない!」(笑)。だいたいパートナーがいたら、ツァイ・ミンリャン作品を劇場にひとりで観に行くっていう発想が出ませんから(笑)。
あの夜、3人の間には無言のうちに「同志たち!」という連携が生まれていたように思います。「同志、何やってんだよ!」(笑)。
あれから、同志たちはどうなったのかなぁ?今では生涯の伴侶を見つけて、ひとりものオーラはきれいに消し去ったのかもしれません。それは、祝福すべき「裏切り」ですね(ちなみにぼくは同志たちとの夜からほどなくして、ちょっとの間「裏切り」を働いてしまったんですが・・・)。もしかしたら、今日、街で見かけた家族連れの中に、同志がいたのかもしれません。そうあってほしいと思います。
ともあれ、まだ「ひとりもの」の同志も(笑)、そうでない人も、良い一年になるといいですね。今年もよろしくお願いします。

それではまた。