2016年12月30日金曜日

ターニングポイント。


物事は唐突に始まり唐突に終わる(そんでもってまた唐突に始まる)。そして人生は続く。その後彼らがどうなったかというと実はまだ二階にいるのです。
新川です。どうも。

というわけで、2016年を振り返ります。
世の中的には、みなさん気になったんじゃないかと思うんですけど、アーティストの訃報が続いた年でしたね。ついこないだもジョージ・マイケルとキャリー・フィッシャーでしょ。あと根津甚八さんも。なんだかダメ押しみたいな感じがして「もうやめてよ」と思いました。ちょっと気味が悪かったですね。
ブログにも書きましたが、ぼくが最も影響を受けたミュージシャン、プリンスの死も今年の出来事でした(あと地味にすごいショック受けたのが、大好きなヒップホップグループ、ア・トライブ・コールド・クエストのファイフが亡くなったことでした。これは悲しかった)。
あとSMAP解散。ドナルド・トランプ当選(笑)。なんかガッカリな出来事が多かったような・・・まぁ、トランプは今後の活躍で汚名挽回してくれることを願いますけどね。今んとこ悪玉然とし過ぎのキャラがディスられてるだけですから(笑)。

個人的なところでは、とにかくよく家にいた(笑)。去年もそうでしたけど(笑)。
「今年はもっと行こう」と思っていた映画館にも、結局2回しか足を運びませんでしたし(「クリーピー 偽りの隣人」と「シング・ストリート 未来へのうた」)。
話題になってた「シン・ゴジラ」「君の名は。」「この世界の片隅に」。キレーに全部観逃しました(ついでに「ローグ・ワン」も、なんだかんだでまだ観てない)。

なんだかぼやぼや過ごしてた気もしますけど、音楽活動では大きな出来事が二つありました。
まず、初めてアナログ盤なんてものを出させていただきまして。これは嬉しかった。なんかハクがついたって感じで(笑)。改めて関係各位、買ってくれたみなさんに感謝致します。
それから、新作の制作に大きな進展がありました。これはデカい。何しろ1年も煮詰まってましたから(笑)。とにかく「やりたいこと」と「できること」に隔たりがあり過ぎて(そう思い込んでいて)、その折り合いをどうつけるか?という模索の日々だったんですよね。で、中途半端な歩み寄りを延々続けてたんですが、ついにブレイクスルー。結果的に、ぼくの曲作りはまったく新しい局面を迎えました。それが今年一番の収穫でした。さらに、行き詰まったときのヒントやインスピレーションの多くを与えてくれたのが、若者たちの作る「今」の音楽だった、ということもぼくにとっては大きな変化でした。
「それで、いったいどんなものを作ってるんだ?もったいぶらずに教えろよ」と思われる方もいるかもしれません。でも「ダンスミュージック」であるという以外、詳しくはまだナイショ(笑)。聴いてもらったときにびっくりさせたいので。
まだまだ先になると思うけど、制作状況は今後もブログやツイッターで報告していきますので、どうか気長に見守っていてください。

こうして、世の中で起きた出来事と自分に起きた出来事を振り返って照らし合わせてみると、どうもこう、何かが終わって次の何かが始まる・・・新たな展開に突入するターニングポイントにあたる1年だったのでは?という気がします。
明日は大晦日。それぞれ思い思いの時間を過ごされるのでしょうが、さてみなさんにとって今年はどんな一年だったでしょうか。

それではまた来年。