2017年2月3日金曜日

アウェイ。


年のせいか、常に何かを忘れているような気がしながら生きています(で、実際忘れている)。
新川です。どうも。

先日「お年寄りの原宿」として名高い巣鴨の地蔵通り商店街を散歩してみました。
たまたま近くまで来たついでに寄ってみたんですが、実は訪れるのは初めて。
やっぱり、お年寄りが多かったですね(笑)。「アウェイ」って感じ(笑)。
そして、思わず足を止めてしまう光景にあふれた、実に味のある街でした。
なぜか赤いパンツばかりを売っているお店。「ファイト餃子」という看板。「お嬢さん」と呼び止められるおばあさん。とげぬき地蔵(高岩寺)で、お線香の煙をこれでもかとばかり全身に振りかけまくるおばさん。
もう、全部拾ってたらキリがありません(笑)。ツッコミ修行をするにはもってこいの場所です。

それにしても、高齢化が進んだ先には、日本全体が地蔵通り商店街のようになるのかしらん。っていうか、そもそも、どうしてこの街はお年寄りがいっぱいなのか?彼らとて、当然かつては若者だったわけで、そのころからプレイスポットは巣鴨だったのか、それとも年をとったから巣鴨に来たのか・・・。

なんてことを思いながら商店街を歩き続けて(けっこう長いんですね)、ふと気がつくと、周囲を若者たちに囲まれていてビックリ。
いつの間にか、西巣鴨にある大正大学のキャンバスに迷い込んでいました。一瞬、時空をワープしてしまったかと思いました(笑)。
ついさっきまで目にしていた光景とはまるで違う、そこは青春の活気に満ちあふれた場所。同じ巣鴨でも「お年寄りゾーン」と「若者ゾーン」があるんですね。
この若者たちは地蔵通り商店街には寄りつかないようです。まぁ、その気持ちもわかるけど。でも、いつか年をとったら寄りつくのかな。わかりません。
いずれにせよ、お年寄りでもなく、若者でもなく、巣鴨の住人ですらないぼくは、ここで再び「アウェイ」感を(しみじみと)味わいました。
アウェイ感を味わったらなんだかお腹が空いてきたので、商店街に戻ってアジフライ定食食べました。美味しゅうございました。

それではまた。