2017年3月3日金曜日

新たな刺客、現る。


一瞬、右と左がわかんなくなっちゃうときってない?
新川です。どうも。

先日3月1日、仲間のLampのレーベル、Botanical Houseから、またニューリリースがありました(立ち上げから早2年。なんだかんだでコンスタントにリリースしてますよね。立派だ)。
その名も「公衆道徳」という・・・これ、アルバムタイトルじゃなくてアーティスト名なんですね(笑)。韓国のシンガーソングライターだそうです。
現在、Botanical HouseのSoundCloudBandcampでアルバムのフル試聴が可能になっていますが、音源の公開以後、けっこうな反響があったみたいですね(ツイッター見てたら、くるりの岸田さんも反応してたりなんかして)。
もちろん、ぼくもチェックしましたが、いや、カッコいいです。なんかマウス・オン・マーズが、天才だけどヤク中のフォークシンガーと一緒にハッパ吸いながら作ったような(たとえだよ?)音響系アシッドフォークって感じで。
まぁ、聴くひとだいぶ選ぶけど(笑)、こういうのツボなひとは、マストバイの激ヤバアイテムでしょう。

この「公衆道徳」さんは、正体不明の謎のアーティストということで、たまーに有名人の覆面プロジェクトみたいなやつありますけど、それ系かな?と思いきや、リアルに何者だか全然わからない人物だそうです(笑)。
Lamp/Botanical Houseの染谷代表のブログによると、現時点で明らかになっているのは、先述の通り「韓国のシンガーソングライター」ということと、「メインはクラブミュージックっぽい」(たぶん、DJかトラックメイカーなんでしょうね)ということだけのようです。
今回リリースされた作品は、そんな人物が「久しぶりにアコギを引っ張り出して宅録で作った音源」らしく、本国でリリースされたCD/アナログは既に廃盤。韓国内ですら、その素性はまったくもって不明だということです。
そんな謎の人物の謎の音源(しかも海外の)が、一体どのように染谷さんの耳に届き、今回のリリースに至ったのか?については、SoundCloudに投稿された染谷さんの紹介文に詳しく書かれているので、そちらをご参照ください。

あと、去年やったLampとの対談でも、実はこの話題、出てました。「Botanical Houseのアーティストは変なヤツばっかり」っていう話で(笑)、「公衆道徳」さんのことと思われる人物について、染谷さんがちらりと触れています。
ぼくを含め、奇人変人大集合のBotanical Houseも、今回の「公衆道徳」さんの出現で、またネクスト・フェイズに突入したんではないでしょうか。もはや存在すら確認できてないヤツっていうね(笑)。マーベル・シネマティック・ユニバースじゃないけど、Botanical Houseも、今後どんな「新たな刺客」(笑)が出てくるのか、楽しみです。

それではまた。