2017年9月1日金曜日

グリーンピース。


少し秋の気配がしてきましたね。いいですね。もう夏は来なくていい(笑)。
新川です。どうも。

先日、新宿駅で白煙が立ち上るというちょっとした騒ぎがありましたが、その時間、ぼくは思いっきし新宿にいまして。
いたんですが、駅からはだいぶ離れたとこにある小さな中華料理屋さんで孤独のグルメをやってるところだったので(笑)、件の被害はおろか騒ぎにすら気づきませんでした(家に帰ってからニュースで知った始末です)。

そこは今年の始めに偶然見つけたお店で、昔懐かしい王道のしょうゆラーメン(500円)の味と盛りつけにシビれて、ぜひまた来ようと思っていたところだったんです。
正直、ものすごい美味いというわけでもない(笑)フツ~のラーメンなんですが、そこがいいんです。子供のころ(まだ昭和だった)によく食べてたラーメンってこんなだったよなぁ、という懐かしい美味しさです。
その日はラーメンといっしょにチャーハンも注文してみました。このチャーハンがまた「キター!」でした(笑)。
これぞオールドスクール・チャーハン。チャーハンにオールドスクールとかニュースクールとかあんのか?とお思いでしょうが、あります。グリーンピースがフィーチャリングされてるのがオールドスクールです(笑)。
もっと言うと、ドーム型に盛られたチャーハンのてっぺんに数粒のグリーンピースがまとまって乗っかってるのが、オールドスクール中のオールドスクール。シュガーヒル・ギャングとかフューリアス・ファイブです(笑)。ほかの具といっしょに全体に混ざってるタイプはランDMCといったところでしょうか。件の店のチャーハンはランDMCでした(美味かった。アーイェー)。

最近の、とくにチェーン展開してるお店なんかだと、グリーンピース入りのチャーハンって、もうあんまり見かけないんですよね。まぁ、グリーンピースって、概ね不評な食べ物ですからね(笑)。ぼくも子供のころは苦手でした。っていうか、今も別に好きじゃない(笑)。合理性を重んじる経営方針ならば、「どうせみんな食べない」と思われる食材は始めから使わない、コスト削減、というのもわかります。
しかし、グリーンピースそのものは美味しくないかもしれないけれど、とりわけ見た目には地味なチャーハンをこの上なく「美味しそうに見せる」という素晴らしい利点があります。こういった感覚は大事です。どれだけ近代的合理主義が蔓延しようとも大切に守っていきたい(笑)。
だってグリーンピース入りのチャーハンって、見た目がバツグンですよ。「うお~、美味そ~!」ってなるもの。もう、グッドデザイン賞を与えるべき。
というわけで、ぼくはグリーンピースを支持します(笑)。作ってる農家のみなさん、がんばってください。

それではまた。